「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「白花変種(はっかへんしゅ)」を少しばかり

白花変種とは、遺伝子異常により、本来の花の色を生み出す色素を持たない花のこと。 最近目に入った白花変種を少しばかりご紹介。 まずは、ユウゲショウの白花。 本来は、ピンク色の花を咲かせます。 ユウゲショウの白花出現率はそれほど低くはありません。…

一倍体、二倍体、三倍体・・・

エゾタンポポは三倍体から十一倍体まで存在することにびっくりしたこの私。「植物ってすごいなぁ」と思っています。 ところで、動物の世界ではどうなのでしょうか? 動物は、原則として二倍体。お父さんとお母さんからそれぞれ一対のゲノムを受け継いでいる…

アクションカメラと「帯化現象」

だいぶ前に購入したアクションカメラ、そもそも最近は新コロナウイルス騒ぎで「アクション」ができない! マウンテンバイクなら何とかなりそうなのですが、こんな時によりによってパンク。自転車屋さんに依頼するのも何となく気が引けて・・・ そのような次…

書面による俳句の会は大変です

昨日、新コロナウィルスの影響で会場での俳句の会ができなくなったと申し上げました。このため、書面による句会となったのですが、メンバーから投句をしてもらい、それを整理したうえで、互選用の資料を作り、メンバーに送付しなければなりません。 その作業…

遅くなってしまったので・・・

コロナ騒ぎの影響で、参加している句会が「書面句会」となってしまいました。幹事長たる私は、このため、とんでもなく忙しくなりました。 今までずっとその作業。 今日は写真一枚をアップしておしまい。 この植物をご存知ですか? 明日、お話いたします。

公園の人出も減少傾向か?

ついに、川越水上公園も、車両での進入が禁止されました。子供たち用の遊具もブルーシートでぐるぐる巻きになって、「公園だけが子どもたちの息抜きの場所」とは言えなくなってしまいました。 明日、これを知らずにやって来た親子連れは、さぞかし困惑するこ…

シロバナタンポポの不思議

日本原産のタンポポは、ほとんどが二倍体。 セイヨウタンポポは、先に述べたとおり三倍体。ただし、最近の研究によると、意外なことには、四倍体のものもかなりあるようです その中にあって、日本原産であるシロバナタンポポは五倍体(これま5あ、四倍体の…

八重桜も満開の時期が過ぎたようで

当地では、例年より2週間以上早く八重桜fが咲きだしました。すでに3週間以上。ソメイヨシノも花の時期が長かったので、両者を一緒に楽しめる贅沢な日々ー10日ほどは続いたでしょうか? ソメイヨシノは、とうに葉桜に姿を変え、残った八重桜も、さすがに満…

減りゆく植物と、増殖を狙う植物と

減りゆく植物の一つ オドリコソウ 昨年、入間川に架かる初雁橋の塗装工事がありました。 作業用の自動車が河川敷に入り込むためには、道路を広げる必要がありました。やむを得ないことかもしれません。オドリコソウの自生地の一部も道路に変貌してしまいまし…

庭の花たちの今

久々に我が家の庭の花たちの写真を撮りました。 まずはモッコウバラ。毎年、毎年、強剪定をしていじめているのに、そして、環境の悪い北側のフェンスに絡ませているというのに、本当によく咲いてくれます。 いろいろと露出補正を試みているのですが、見た目…

絶滅危惧種のイヌノフグリに出会う

ちょっと色の薄いオオイヌノフグリ? いいえ、違います。これこそが、正真正銘のイヌノフグリ(オオバコ科クワガタソウ属)。 (上の写真でも、イヌノフグリのすぐ傍までオオイヌノフグリが迫ってきています。) 「イヌノフグリ」とは、ご存じのとおり、「犬…

桜蕊降る(さくらしべふる)

あれほど長持ちしていたソメイヨシノの花ですが、昨日の大雨により、しんがり組の小集団もあらかた叩き落とされてしまいました。 そればかりではなく、花後に残った赤い蕊もパラパラパラと地上に降り注いだのでした。 雨が掃き寄せてグループを形成している…

タイヤの履き替えを待つ間に(後編)

昨日の午後、タイヤ履き替えを待つ間の「川越ぶらり」が続いています。 喜多院は拝観が中止となっていて、散歩をする人がまばらに見受けられるのみ。閑散としています。五百羅漢脇の茶店も閉まっているため、寂しさはひとしお。 普段から人の少ない仙波東照…

タイヤの履き替えを待つ間に(前編)

冬用タイヤを履いたままでした。4月に雪道を走る予定があったからです。 でも、こんな情勢になってしまったので、ノーマルタイヤへ履き替え。従来のノーマルタイヤにスリップサインが出てきたことから、新しいタイヤへの履き替えを2日前に依頼済み。いきあ…

八重桜と新緑と

久々にパソコンから写真をアップしようとしたらうまくいきません。謎です。とりあえず、明日送り。 川越では、実に長かったソメイヨシノの見事も数日前に終わり、今は八重桜が満開です。 クヌギ、ケヤキ、メタセコイアなども葉芽が開き、うす緑色の若葉が元…

台風の爪痕の残る河川敷にて

困りました。 歯医者さんに行かなければどうしようもない状況になっているのに、かかりつけの歯医者さんが秋葉原付近にあるので、込んだ列車に乗って出向く勇気がありません。にっちもさっちもいかなくなるまでは、不便を我慢するしかなさそうです。 文京区…

雑種の野エンドウ・・・「どうせ私は」

新コロナウィルス禍の中、ストレスのたまる生活を強いられていますが、ここは我慢して乗りきるしかありませんね。 中央政府には、ぶれずに、中小零細業者や本当に困っている人に予算を集中してほしいと思います。 さて、下の写真はご存知、カラスノエンドウ…

ノヂシャ 地上に煌めく豆粒銀河

ノヂシャ(スイカズラ科ノヂシャ属)は、今年二度目の登場。 自生地では、ほぼ満開になりました。 ノヂシャも、数日前に登場したオオカワヂシャ(オオバコ科)と同様に外来植物ですが、オオカワヂシャのような爆発的繁殖力を持っていないので嫌われることは…

世界地図の両端からウンランが・・・

一枚目の写真、この頃増えてきた雑草。庭に植えられていたものが逃げ出したようで、所々で見かけるようになりました。花は1センチメートルにも満たないけれど、群生するので意外に目立ちます。 ツタバウンラン(オオバコ科ツタバウンラン属)。スタバじゃな…

早くも主役は八重の桜

昨日の昼散歩。 家を出る前に、庭のホウチャクソウ(イヌサフラン科チゴユリ属)を確認。 花芽が随分顔を出してきました。茶人は、咲きそうで咲かないこの頃の姿を愛でるのでしょうか? 渋いですね、かっこいいですねぇ。 凡人たる私は、俯いた状態で咲きき…

特定外来生物 オオカワヂシャ

まずは写真をご覧ください。 花の形に見覚えがありますよね。 そうなのです、オオイヌノフグリの花にそっくり! でも、太い茎から花茎が分離し、そこにびっしりと花と蕾が並んでいますので、オオイヌノフグリとは草姿がまったく違います。 この株は、高さが…

タンポポは省エネがお好き

今日のお昼過ぎの散歩で、数メートル先の藪の中にタンポポが。 花茎が随分伸びていますね。 なぜ、こんなに長く茎を伸ばしているのでしょうか? それは、他の植物たちが背を伸ばし始めたので、ぐずぐずしているとそれらの草に埋もれてしまい、せっかく花を咲…

カラスノエンドウの白花

忘れていました。カラスノエンドウ(マメ科ソラマメ属)といえば、そうそう、毎年、白い花をつける株が生じる場所があったのでした。 下の写真は、ごく普通のカラスノエンドウ。烏の豌豆だと思っている方が多いのではないでしょうか。実は、烏野豌豆。ちょっ…

ソメイヨシノと八重桜の競演

ソメイヨシノが早く開花した年は、花の寿命が長い、とは聞いていましたが、今年は予想を遥かに超えています。これほど長く楽しめるとは思いませんでした。 3月末の雪でも、4月初めの大風でも大きなダメージを受けていないようで、まだ数日は楽しめそう。 …

たった数mmの妖精たち

ノヂシャ(スイカズラ科ノヂシャ属)。 野のレタス(チシャ)という意味。若葉がサラダなどとして利用されるので、この名がつきました。ただし、野菜のレタスはキク科なので近い仲間というわけではありません。 花の大きさは2㎜以下。小さな花がまとまって…

今日は、午後3時過ぎによく晴れました。

今朝は曇りがち、昼には雨が降ったのですが、その後に晴れ上がり、散歩日和となりました。 ソメイヨシノが散り急ぎ、バトンタッチをするかのように八重桜の花が開き始め、人々の注目を集めています。 その脇で、誰にも目を向けられることなく、クヌギは静か…

ビオラ・ソロリア(パピリオナケア)

今年も咲きました、ビオラ・ソロリア パピリオナケア(スミレ科スミレ属)。アメリカスミレサイシンという別名もあります。 スミレらしい濃い紫色に魅せられて、ずいぶん昔に一株だけ購入したもの。 今は、小群落を構成しています。 油断していると我が家の…

まだ踏ん張っているソメイヨシノとハナニラと

強い北西風が吹き荒れた昨日、川越のソメイヨシノは枝を激しく揺り動かし、多くの花びらが舞い散りました。 このため、今日は葉桜に変わっているかと思いきや、まだまだ踏ん張っていました。ソメイヨシノに元気をもらった気分。 サクジツの強風の中、土手の…

トキワイカリソウが咲いていました

五箇山(富山県南砺市)の知人からいただいたトキワイカリソウ(メギ科イカリソウ属)が咲いているのに気が付きました。 坪庭の傍に植えているのですが、毎年毎年、植木屋さんが雑草と間違えて引き抜いてしまうので大株になりません。 「この植物は『雑草』…

落雪に負けたアケビの復活劇

何年か前の大雪の際、屋根からの落雪でアケビが絡み付いていた木が倒れてしまいました。 泣く泣く木を根本近くまで切り、絡まっていたアケビもほとんど伐採せざるを得ませんでした。 去年、やっと雄花が少しだけ咲きました。でも、雌花は見当たりませんでし…