まだ踏ん張っているソメイヨシノとハナニラと
強い北西風が吹き荒れた昨日、川越のソメイヨシノは枝を激しく揺り動かし、多くの花びらが舞い散りました。
このため、今日は葉桜に変わっているかと思いきや、まだまだ踏ん張っていました。ソメイヨシノに元気をもらった気分。
サクジツの強風の中、土手の上に咲いているハナニラに目が止まりました。ハナニラは、南アメリカ原産の球根植物。繁殖力が強いとのことですが、だからといって、自分の力だけで突然ここに出現したとは考えられません。
もしかすると、多くの人に楽しんでもらおうと、どなたかがご自宅で増えた球根を移植したのかもしれません。綺麗なのですが、自然を撹乱するので止めてほしいところです。
「ハナニラ」という名のとおり、葉に野菜のニラのような臭いがします。それもそのはず、「属」こそ違いますが共にヒガンバナ科ネギ亜科の親戚どおしなのです。
マクロ機能をオンにしファラッシュを焚いて撮影しました。
散り落ちた桜の花弁やヒメカンスゲも写っています。
ヒメカンスゲは、本来、山の植物ですが、山の土を造成に使用した公園や堤上にはごく普通に見られるのですね。今まで気がつきませんでした。