まだ暑いのにフユノハナワラビ
ヒガンバナに抱かれる桜の葉
ヒガンバナは、最初に咲き出した花が萎れる時期を迎えました。萎れ方があまりきれいでないのが、ちょっと残念ですね。
下の写真は、まだ、最盛期の株。台風がもたらした潮風がソメイヨシノの葉を随分痛めつけました。その葉の一枚が、ヒガンバナの花に乗って地面に落ちないでいます。
ちょっと面白い風景。
冬でもないのに「冬の花蕨」
9月の初旬、北軽井沢で「オオハナワラビ」を見かけ、
「まだ暑さが残っているのに、もう、冬の植物が顔を出した!」
と、びっくりしたものです。
でも、その時は、「冬の」が付く「フユノハナワラビ」ではなく、付かない「オオハナワラビ」だから少し早くても仕方がないだろうな、と、無理やり納得したものです。ところが・・・
川越水上公園に、なんと、フユノハナワラビが顔を出したではありませんか。
しかも、おっちょこちょいの一株がフライングしたのではなく、あちらにも一株、こちらにも一株。
ネットで確認したところ、10月に顔を出しても、まったくおかしくないようです。
私がびっくりするよりも、フユノハナワラビの方が、
「えっ? そろそろ10月だというので顔を出したのに、何、この暑さ?」
と思っているのかもしれません。
アップした後に気がついて、あっぷあっぷ
アップした後に確認したところ、昨年の10月8日に、フユノハナワラビ出現の記事を書いていることが判明しました。な~んだ、同じ時期じゃんねぇ。
一年前のことをすっかり忘れ、再び新鮮な驚きを味わうことができるのは、歳をとったメリット、と負け惜しみを言っているこやんぴなのでした。