「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

セイヨウタンポポの繁殖力の秘密

セイヨウタンポポのお話です。 昔の図鑑には、「セイヨウタンポポは、日本のタンポポが嫌う自花受粉を厭わないので繁殖力が強い」といった趣旨の記述があったので、私はずっとそれを信じて生きてきました。それがどうも違うようなのです。 話の都合上、ここ…

ヒメカンスゲ?

川越市の郊外で見かけた背丈の低い草。 桜の木の下に生えていました。散っている桜の花びらと比べていただけると大きさが分かると思います。 花穂らしきものが立ち上がり、何やら黄色いものが飛び出ているので、花粉症でぼぉっとしている私にも見つけること…

湿って重い雪が・・・

関東地方は、暖冬に雪が降る傾向があります。 それにしても、あと少しで夏日という日が続いた後の雪は、驚き。 花芽を持った草や木(中には咲いたものも。)が、屋根からの落雪で相当に痛めつけられました。かわいそうに。 5センチメートルほどの積雪でした…

本日のランチは・・・

午前中、自治会館で仕事。少人数で、窓を開け、換気扇を回して、さらに、スペースを十分に開けて。 ああ、ストレスがたまります。 家に帰ったら、「いつものお店のランチを食べに行く」とのこと。「やめておいた方がよくはないか」、そうは思ったものの、外…

すずしろの花

暖冬だったためでしょうか、鍋の具材として最適の大根には出番が少なかったようです。 ご近所の畑でも、利用されなかった大根が何株も。 清楚な花を咲かせました。 遠くから見るとまっ白に見える花ですが、近づいてみると微妙な色合いが。 アブラナ科に共通…

明神下で謎を解く 「必ず鍵かけを心がけよ」?

この時期、東京には行きたくないけれど、診察日なのでやむを得ず。 ただし、ラッシュ時の電車は避け、一番長く乗る東上線では座席指定の列車を利用。 東上線も丸ノ内線も、車両の窓が少しだけ開けてありましたし、病院の入り口も限定され体温チェックまで行…

忘れな草をあなたに・・・

「あっ、忘れな草! ちっちゃくって可愛くて、名前も涙が出ちゃうほどキュート。私、この花大好き~。」 この写真をご覧になって、そう思われる女性は多いと思います。 もしもこの花から「私のこと、忘れないでね。」と囁かれることがあるとしたら、「誰が忘…

セリ、美味しいんだけれど・・・

農業用水の底や水田の中に、びっしりと生えているこの植物は・・・ 春の七草の一つである「せり(芹)」です。 春の七草のうち、「すずな(蕪)」と「すずしろ(大根)」は従来から「野菜」ですが、「なずな」、「ごぎょう(ハハコグサ)」、「はこべら(ハ…

終わったはずのホトケノザの話

ホトケノザの話は、一昨日に終わったはずでしたが、記憶違いでなければ、閉鎖花の写真をアップしていなかったような気がします。 (記憶違いでした。アップしていたようです。最近、従来はごくたまに写真と短いコメントをアップするだけだったフェースブック…

お彼岸7人+1匹散歩

お彼岸で集まったおちびさんたちと墓参、そして散歩。 昨年の台風で傷ついてしまったお寺の枝垂れ桜は、上の方の花が少ないものの今年も良く咲いてくれました。 お寺から、隣の公園へ。 ユキヤナギには、葉よりも花の方が咲きに開くタイプと、同時のタイプが…

ホトケノザの不思議発見(私にとって)!

ホトケノザ(シソ科オドリコソウ属)を巡る考察を、ここのところ、まるで理科の自由研究のように進めました。一度記した内容ですが、新しく知ったことを加えて、もう一度レポートします。 家に咲いていたホトケノザの茎を数本摘んできて、タブレットの上にそ…

ムラサキケマンの悲しみ

ムラサキケマン(ケシ科キケマン属)。 キケマン属なので、春の妖精であるヤマエンゴサクとは同属。 花の形こそ似ているものの、ヤマエンゴサクほど愛されないのは気の毒な話。 なぜなのでしょう? 一つには、「儚さ」が不足しているという点があげられるか…

朝散歩でアマナの蕾を発見!

朝の散歩。 まずは、お彼岸なので、墓前に備えられている花の水を取り換えに。 お寺の大きな紅葉の木にヒヨドリがたくさん。すぐ隣に咲いている枝垂れ桜の蜜を吸いに集まっているのです。 川越水上公園のソメイヨシノもほころび始めました。 今年は、何とい…

センダンの木の葉痕

大きな葉を繁らせる落葉木の枝には、秋に葉を落とした際に、その痕跡が残ることがあり、これを、そのものずばり「葉痕(ようこん)」と言います。 オニグルミは、葉が大きいことから、葉痕は明瞭、かつ、千差万別。 いろいろな形があることから、 「あっ、こ…

ミチタネツケバナ

ミチタネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属)。 在来のタネツケバナによく似ていますが、外来種のこちらの方が早く咲きだします。 タネツケバナにせよ、ミチタネツケバナにせよ、花を咲かせた後にどんどん細長い実をつけます。 だから、「種付け花」なのか…

地獄の釜の蓋閉めよ

昨日のスマホ買い換えが長時間に及んだため、その後のスケジュールの狂うこと、狂うこと。 さて、そのような次第で、昨日は写真のみ掲載の・・・ キランソウ(シソ科キランソウ属)。 春の始め、田の畦道や林野の地面すれすれに、まるでかくれんぼをするかの…

スマホ新規購入に4時間以上! もっと時間は切らんと・・・

妻のスマホが壊れてしまいました。 新しい機種を購入するのに、なんと4時間以上! 何でそんなにかかるのか、訳が分かりません。 こもため、予定がすっかり狂ってしまいました。 しなければならなかったことが何にもできず。 スマホのショップで時間がかかる…

エンドウ豆は豆のなかの豆

エンドウ豆の花が咲いていました。 知人が借りている家庭菜園の一画に。 カラスノエンドウの花にとてもよく似ています。 似てはいますが、花の大きさは比べ物になりません。直径1㎝に満たないカラスノエンドウに対し、こちらは3㎝ほど。園芸種のスイートピ…

花野の野の花ぽつぽつと

東京でソメイヨシノが開花したようです(早とちりでした。もうちょっとのところで開花宣言は見送りでした。)。 今年の春は駆け足がお好き。 油断していると、あっという間に駆け抜けていってしまいそうです。 もしかしたら、春の妖精の代表格であるヤマエン…

六日町特集その3(春の予感そんな気分)

夏には蛍が舞い飛ぶ沼地。ここの雪解けが早いのは何故? 水が湧いているのかもしれませんね。 よく見ると、驚くべし、水芭蕉の花がもう開き始めています。 近所の宿の花壇では、ヒマラヤユキノシタの蕾が膨らんでいました。本家本元のユキノシタよりも「雪の…

六日町特集その2(望山三日)

六日町にいたのは、7日の午後3時過ぎから、9日の午前10頃まで。 その間に眺めた山の写真をご紹介。 一枚目は、7日の午後4時頃。この日は抜けるような青空。山もくっきり。 翌日、晴れたら、雪解けが進み水をたたえた水田に移る雪山を写しに行こうと思っ…

六日町特集その1(雪解け進む六日町)

ここ当分、多忙につき、7日から9日まで滞在した六日町及びその近辺の写真を少しずつご紹介することにします。 昨日も記載したとおり、宿は六日町市内より高度の高いところにあるため、市街地よりも雪は多めですが、それでも、そこかしこに地肌が見えるよう…

雪の少ない六日町から帰宅

いろいろ忙しかったため、今日はほんの短いレポートのみとなります。 六日町の温泉は、療養を目的とした方が多く、そこそこの宿泊客がいらっしゃいましたが、スキー場はまだまだ十分滑れるのにガラガラ、街中も人出はまばらでした。 予想外の温かさだったた…

塩沢の喫茶店でカレーライス

温泉療養のため、南魚沼市にある宿に来ています。 昨日の関越道下りは、土曜日で、かつ、スキーシーズンだというのにガラガラ。 あっという間に南魚沼市に到着。 宿に着く前に、市内の塩沢地区(合併前の塩沢町)にある行きつけの喫茶店でチキンカレーをいた…

「出藍の誉れ」ならぬ「卵鞘の誉れ」

我が家の庭のウメモドキとアジサイに、オオカマキリの卵鞘(らんしょう)が合計で3個も! 発見した時は、 「こんな近くに雌のオオカマキリが3頭もいたのか!」 と驚いたのですが、ネット検索したところ、1頭の雌が数個の卵鞘を作るのだそうな。二度びっく…

閉鎖花の果実も確認!

昨日は、開放花の咲いているホトケノザの茎をチェックしていたところ、果実がぽろぽろ落ちてきた、ということを記しました。 今日は、開放花の咲いている茎と、開放花の見られないそれを比較してみました。 まずは、開放花の見られないものを振ってみると・…

まだまだ続くホトケノザの話

私は、ホトケノザの写真をこれまで何回も撮りましたが、せいぜいこの角度から。 このため、花の頭の内側にちらっと見えている濃い赤紫のものに気がつきませんでした。 カメラの位置を下げて写した写真を見て、初めて分かりました。 雄蕊がここまで伸びていた…

昨日、東京で環天頂アークが・・・

桃の節句の昨日、東京で「環天頂アーク」が観察できたらしいですね。 肉眼で見ることのできた方がうらやましい! 私は、環天頂アークも、環水平アークも見たことがありません。 見たいよ~。 ところが、なんと、妻が昨日、港区高輪に出かけていて、 「虹みた…

ホトケノザの閉鎖花(訂正)

ホトケノザは、ロバのように愛らしい形の花(開放花)が咲くことでよく知られています。 ところが、ホトケノザには、この開放花の他に、開花することなく自家受粉を遂げ種をつくる「閉鎖花」があります。 私は、数日前に、すぐ下の写真に写っている赤い玉の…

2種類のデンドロビウム・キンギアナム

デンドロビウム・キンギアナムは、暑さにも寒さにも強く、育てやすい蘭と言われています。 小さいながらもたくさんの花を咲かせ、しかも、なかなか綺麗。 ピンク系の花を咲かせる種類が一番出回っていますが、我が家のキンギアナムは、先日ご紹介したイエロ…