台風の爪痕の残る河川敷にて
困りました。
歯医者さんに行かなければどうしようもない状況になっているのに、かかりつけの歯医者さんが秋葉原付近にあるので、込んだ列車に乗って出向く勇気がありません。にっちもさっちもいかなくなるまでは、不便を我慢するしかなさそうです。
文京区の病院の予約日は来週の木曜日。どうしようか迷っていたら、同じ病院を受診している妻が、今日電話による受診に成功しました。なるほど、そういう手があったのか。次回の予約日も決まり、薬については処方箋(有効期間も延長)を郵送してもらえることになったとのこと。私も、相談してみることにします。
昨年秋に関東、東北地方を襲った台風の爪痕は、入間川河川敷にもまだ残っています。大水が上流から運んできた大きな木や背の高い草の残骸が至る所にありますし、川中の小島に生えていたタチヤナギやニセアカシアなどの高木が流されて姿を消してしまうなど様変わり。
絶好の食事処である藪が少なくなったためにキジたちの姿もまばら、昨年まで勢力を張っていた草たちも数を減らしています。
下の写真の花は、外来植物で、近年、ものすごい勢いで増えていたのですが、今年は激減しています(それでも多い! でも、大群落は消えました。)。
とっても奇麗な花ですし、「なよなよしている」ようなネーミングなので、淑やかなお嬢さんなのかと思いきや、繁殖力はまるで荒法師、驚異的な増え方です。人だけではなく、草も見かけによりません。
下の写真は、オニグルミの雌花です。
こんなに雌花をつけるので、大きく育ったクルミの木だと思いますよね。
ところが、これは、まだ幼樹。
普通、幼樹がこんなに花をつけることはありません。それなのに、何故?
実は、昨年秋の台風で倒伏し満身創痍となりながらも、何とか生きている木なのです。おそらく、自らのピンチを自覚し、子孫を残そうと必死なのでしょう。