あああ、ネジバナが・・・
本日、化学療法3日目です。
前回の副作用が酷かったので、今回も心配だったのですが、少し軽いようです。
それでも、昨日から食欲が減退、ぐったりとしてしまいます。
寝てしまいそうですが、かくてはならじ。
昨夕は、重い腰をよっこらしょと持ち上げ、ネジバナの撮影に。
数日前の咲きぶりはなかなかのものだったので、ワクワク、ドキドキ。
ところが、何ということでしょう。前日あたりに草刈り作業があったようです。ネジバナは、哀れ一株も残すことなく刈り尽くされてしまったのです。
ショックですが、芝地に生えた宿命というもの、仕方がありません。それでも、根はしっかりと生き残っていて、来年には、また咲いてくれるのです。ここのネジバナには来年会うことにしましょう。
他で探そうっと。
堤防の草刈りも行われていました。
「なんて中途半端な刈り方なんだ。けしからん。プンプン。」とお怒りのあなた、違うんです。この刈り方は、虫たちのすみかを一気に奪わないためのもの。環境配慮型の草刈りなのです。
草たちにとっても、仲間を一気に失わないメリットがあります。
アレチウリ。本人たちは一生懸命に生きているだけなのですが、生命力が旺盛過ぎます。
蔓性で、あっという間に河原中に広がり、他の草を覆い尽くし、タチヤナギの頂点にまで這い上がります。覆われた植物たちは、光合成もままならず、勢いが衰えてしまうのです。
気の毒ですが、手の届く範囲で引き抜いています。でも、多勢に無勢。国土交通省でも絶滅作戦を展開しているのですが、未だにしぶとくのさばっています。
「適度な大水」があれば流されてしまうとは言うものの、大水を願うわけにもいかず・・・
ヤブカンゾウがもう少しで咲きます。
近種のノカンゾウは一重で、ニッコウキスゲによく似た清楚な花。好きな花なのに、家の近くはヤブカンゾウばかり。
ヤブカンゾウは八重咲きです。
「えっ、八重咲き。いいじゃないの。」
そう思う方も多いかと。
でも、ヤブカンゾウの八重は、悪戯者のワンコがティッシュペーパーを、箱から次から次へと引き出して散らかした紙のようにぐちゃぐちゃ。
「こらぁ、コロちゃん。偉いワンコは、そんなふうに破かんぞ~。」
それで、ヤブカンゾウ・・・というのは嘘です。
八重になるのは下手くそな花ですが、ぐぐっと寄って撮影するのがおすすめ。微妙な色合いが魅力的です(フィルムカメラ時代のものしかストックがないので、今後、撮影してアップします。)。
セイタカアワダチソウは、何回刈られても、へこたれずに元気に育ちます。刈り込まれた結果、名前とは異なり背が低くなったとしても、秋になると穂状の花で辺りを黄色に染め上げます。霜にも強くて、なかなか枯れません。強靭ですね。
食いしん坊なので、山菜のシオデかと勘違い。
ばうさんのご指摘で訂正。毒のあるセンニンソウでした。
ナヨクサフジ?
まだ咲いていたのですね。
ヤブジラミ。「虱」の名の元となった引っ付き虫の種が出来つつあります。
くねくねのサイカチの葉に異変が。虫害? ウィルス病?
気になります。
アカツメクサは、草刈りにあっても、ヤセウツボに養分を吸われても大復活。たくましいですね。
草刈りで「真っ青」になるのは、こやんぴと草刈政雄。
この風船の元持ち主の子は、風船が手からすり抜けた時、泣いたのかな?
鳥たちが、少しずつ味わっているようですね。
我が家のブルーベリーも、もうすぐ食べ頃。
ヒヨドリが先か、こやんぴが先か・・・
ブルーベリーとしては、子孫繁栄上、ヒヨドリに食べられる方がよいのでしょうが、ご相伴に預かりたいと思っています。