書面による俳句の会は大変です
昨日、新コロナウィルスの影響で会場での俳句の会ができなくなったと申し上げました。このため、書面による句会となったのですが、メンバーから投句をしてもらい、それを整理したうえで、互選用の資料を作り、メンバーに送付しなければなりません。
その作業が結構かかって、今やっと終わりました。
この後、各メンバーが互選した結果を取りまとめ、再びメンバーに知らせる作業があります。ネットでできればまだよいのですが、ネット環境に不慣れた人が多いので郵便対応。
さて、昨日の写真の植物ですが、「ヤセウツボ」です。痩せたウツボグサという意味です。花の形がシソ科のウツボグサに似ていなくもない(ただし、ものすごく地味。)ので、このような名前を獲得した次第。
でも、シソ科ではなく、ハマウツボ科に属する外来植物なのです。
全身茶色なのは、葉緑素を持たないため。
つまり、自分では炭酸同化作用をすることができないので、他の誰かさんに寄生するしかありません。
寄生先は、アカツメクサなどマメ科の植物が主。当地でヤセウツボが生えている場所を観察すると、ほぼ100%の確率で、隣にアカツメクサが花を咲かせています。
マメ科の植物が渡来する際に一緒に来日したようです。
当地では、近年、個体数が着実に増えています。アカツメクサさんたちは、随分迷惑をしていることでしょう。