タイヤの履き替えを待つ間に(前編)
冬用タイヤを履いたままでした。4月に雪道を走る予定があったからです。
でも、こんな情勢になってしまったので、ノーマルタイヤへ履き替え。従来のノーマルタイヤにスリップサインが出てきたことから、新しいタイヤへの履き替えを2日前に依頼済み。いきあたりばったりの私にしては用意周到。
新しいタイヤは予定通り準備されているとのことなので、2時に車を預け、散歩を兼ねて一時間少し川越の街中を歩くことにしたのでした。
いざ、出発〜。
歩き始めてすぐに、空き地に咲くユウゲショウを発見。なかなか大きな花をつけていました。繁殖力旺盛な植物で、最近は至るところで見かけます。
農家の人は遠慮なく除草剤をかけて枯らしてしまいます。ではありますが、野生植物にしておくには惜しいほど綺麗です。
喜多院境内に通じる「どろぼう橋」。江戸時代は、城下を管轄する奉行所でも寺社には権限が及ばないので、ある泥棒が喜多院に逃げ込み改心したとの言い伝えが残っています。
木製の橋なら風情があるのですが、残念ながらなんの変哲もない現代の橋。
空堀に架かる橋にまで枝を伸ばすカエデ。新緑がまぶしい。
どろぼう橋の由来です。
喜多院の多宝塔。高野山のそれには及びもつきませんが、なかなかのものです。私の子供の頃は、この塔の一部だけが本堂へと続く渡り廊下の途中にあったと記憶していますが、実際はどうだったのでしょうか?
喜多院を中興した天海上人をまつる慈眼堂。小山の上に建てられています。ちなみに、日光にも慈眼堂があります。二つ堂の奥の寂しいところにあるので、行ったことのある人は少ないと思いますが。
慈眼堂の新緑にも心が和みます。
慈眼堂から降りる石段脇のそこかしこに薄紫色のタチツボスミレが咲いています。写真の花には後ろから太陽の光があたっているため、拡大すると、薄紫と白のツートンカラーのように見えます。
この後、私的には「とんでもない出来事」が勃発するのですが、明日に続きます。