「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

野の花たち

「ひむかサギソウ サクラ」がやっと咲き出しました

「ひむかサギソウ サクラ」がやっと咲き出しました。 この株は、かなり前に通信販売で購入したもの。 「開花見込株」との触れ込みだったのですが、何年も経ってやっと開花してくれました。 早々に地上部が枯れてしまうシーズンが続いたのに、どちらかという…

ガガイモの花 実(み)は想定外

ガガイモの花が咲き出しました。 この株は、花の色が鮮やかですね。 満開になると、微かに良い香りが漂います。 ガガイモは「ガガイモ科」、ずっと、そのように記憶していました。ところが、今では、「キョウチクトウ科イケマ属」ということになっています。…

センニンソウが咲き始めました

センニンソウは、クレマチスの仲間です。 春の芽出しや花後の実を見ると、園芸種のクレマチスにそっくりなので、「ああ、クレマチスの仲間なのだな。」と実感します。 先日、蓼科のバラクラに行った際、苗木売り場に「クレマチス センニンソウ」と表示されて…

貧乏蔓(ヤブガラシ)に集う金満家

ヤブガラシ(ブドウ科ヤブガラシ属)は、生育力旺盛な草本植物です。 他の植物に絡まりつき、太陽の光を奪うことによって絡みついた植物を枯らしてしまう、というので「藪枯らし」。 庭にヤブガラシを放置したままにしておくと、雑草の手入れをしていない貧…

今日の散歩で出会った生き物たち 外来種と固有種と

マルバルコウ マルバルコウは、ヒルガオ科サツマイモ属。 元々は、江戸時代に園芸植物として日本にやってきたのですが、土質を選ばない強靭な生命力を持っているため、今では「雑草」の仲間入り。 ただし、当地で見かけるようになったのは、そう古い話ではあ…

蓼科温泉共同浴場とナンバンハコベ

川越に帰ってきました。川越に帰ってくることを地元では帰川(きせん)と言います。そういう表現をする地方も多いと思いますが、だんだん「忘れられた言葉」になりつつあります。うろ覚えですが、井上ひさしさんの書かれた本の中に、井上さんのお母様がモデ…

蓼科湖脇の水路に咲くオタカラコウが駄洒落を?

昨晩、友人と話をしていて、蓼科に来たのが昨年の11月以来であることを知りました。以前は二か月に一度は来ていたのに・・・。 そう言えば、例年ですと、春先から秋まで、オタカラコウの芽だしから地上部が枯れるまでの状況をカメラに納め続けていたような気…

寒い蓼科で出会った妖精たち

昨日の蓼科は、雨の一日。 気温もぐっと下がって、長袖に着替えてもまだ寒い。 バラクラの庭にも人影はなく、私たち夫婦への貸切状態。 昨日は、ダリアとキレンゲショウマをご紹介しましたが、「高貴な妖精」達から思わぬ「接待」を受けることができました。…

今日から蓼科 レンゲショウマと・・・

午前9時頃に川越を出て、圏央道、中央高速経由で蓼科にやって来ました。 途中、小淵沢で高速から抜けて、昨年たまたま立ち寄り好印象だったレストランを目指しました。 「お昼は、野菜たっぷりのカレーがいいな。」 わくわく、どきどき。 見えてきました、お…

厄介な花の写真を撮ってしまった!

今朝の散歩は、「撮れ高」が実に良かった、と満足していました。 いろいろな昆虫や植物、キノコに遭えたから。 その中では、「まぁ、どうでもいいんだけれど。」といった軽い気持ちで撮影したのが下の写真。トウダイグサ科トウダイグサ属のオオニシキソウ。 …

夕焼け散歩でオニフスベにびっくり

俳句では、「夕焼」は夏の季語。秋の夕焼けは、わざわざ「秋夕焼」としないと夏の俳句になってしまいます。 でも、夕焼けは何と言っても秋が一番美しいような気がします。 まだ、昼間は暑いのですが、夕方に散歩に出かけると、涼しい風が通るようになりまし…

雨の止み間にプチ散歩 奇怪なアケビの花に遭遇

一昨日から、大気が不安定で、ちょくちょくにわか雨が降ります。 水やりをしなくても済むのでとても楽ちんなのですが、庇の下の鉢には水をあげる必要があります。 散水栓のすぐ脇にあるフタモンアシナガバチの巣は、働き蜂が増えて満員御礼状態です。繁栄し…

日照りに凶作なし

今年の川越の夏は、7月の末に梅雨が明けて以降、晴天続き、しかも猛烈な暑さの連続でした。雨も長いこと降りませんでした。 このため、野菜の生育状況には厳しいものがありましたが、もともと熱帯植物の稲は元気、元気。 稲穂が首を垂れるようになりました。…

最後のナツズイセンの茎が倒れたので・・・

昨日、遅れて咲いたナツズイセンの最後の茎が、どういう加減か倒れ伏してしまいました。 可愛そうですが、このままでは仕方がないので、根元でポキリと折り取り、花びん(実際はワインタンブラー)に活けました。 涼しげで、なかなか良い感じ。 今朝、花の状…

ひょっこりアマガエルと名残りのナツズイセン

今年の我が家の庭には、ナツズイセンの花茎が20本以上がりました。 ヒガンバナの仲間の中でも大きめで、百合のように豪華な花。 花の咲いた後、実が膨らんできました。 あれ、ナツズイセンはヒガンバナと同様に三倍体。減数分裂がうまくいかないので、種はで…

色気より食い気のカブトムシ

今日の川越は、台風の遠い影響を受け、晴れたと思ったら、突然の大雨、それも数分で再び晴れ、また曇ってきて・・・の繰り返し。やや強い南風も吹いています。 朝の散歩の際は、幸い、雨に降られることはありませんでした。 ピントの甘いのはご容赦を。カラ…

キツネノカミソリの自生地がますますやせ細って

ナツズイセンの咲き出すのが早かったので、もしかしたら、そろそろキツネノカミソリも咲き出すのではないか、そう思って、キツネノカミソリの「群生地」に出かけてきました。 あれまぁ、咲き出しどころか、花を終えてしまった株が多数。ちょっと出遅れたよう…

陽の光の大好きな「ひむかサギソウ サクラ」

ひむかサギソウは、交配種です。葉の形はまったく日本のサギソウとは似ていません。 私の所有しているのは、サギソウに似た花がうっすらと桃色の化粧を施すというものらしい。「らしい」というのは、5~6年栽培しているのに、一度も咲いたことが無いから。 …

偶然続きの草津旅 その1

草津へ直行のはずが・・・ 今回の「御代田~軽井沢~草津」旅のレポート、一日目からではなく、二日目から始めます。 朝10時に宿を立ち、中軽井沢から一路草津を目指そうとしていたところ、妻が、 「大城レースに寄りたい。」 と言います。 夏休みで混みあっ…

地元の盆踊り、終わりました。疲れた~。

昨日、地元の盆踊りが行われました。 600人を超す来場者があり、全体的には「成功」と言えるかと。 踊り担当として、10回を超える練習会をこなしたこともあって、子どもたちの踊りの上手なこと! ご来賓からも、 「盆踊りの輪の中に、こんなにも子どもたちが…

ナツズイセンは蛸の八ちゃん

1年前も書いた話ですが、ナツズイセンは、切り花にしても、一つの花が4日間綺麗に咲き続け、蕾もちゃんと開花するので、家の中で楽しむこともできます。 面白いのは、水に浸かった茎の一番下の部分が、蛸の八ちゃんのように、ウィンナソーセージを炒めたとき…

今日も朝散歩 ちょっと出遅れで暑かったぁ

連日の朝散歩。 今朝は午前6時の出発となってしまったので、すでに太陽がギラギラ。大汗をかきそうな予感。 旧不動尊のサルスベリは、今花盛り。 知人の家庭菜園のオクラの花。なかなかの気品です。 水上公園は下草刈りが頻繁なので、ヤブランの葉も、そのた…

梅雨明けの早朝散歩

埼玉も梅雨が明けました。 アブラゼミやニイニイゼミは、数日前から、かなり元気に鳴き出しているので、気象庁は、後ほど、 「実は、もっと早く梅雨は明けていました。」 との修正をするかもしれません。 いずれにしても明けたのはうれしい。じっとりと暑い…

お松の池周辺の花 その2

旅館のすぐ近くの休耕田の中にコウホネ(スイレン科コウホネ属)の花が咲いていました。 池の中に咲いているコウホネを見慣れていたので、今回の、根元まで水の上に出て咲くコウホネとの出会いは実に新鮮。来年の年賀状に使う「昨年出会った花、キノコ、鳥、…

お松の池周辺の花 その1

クモキリソウ(ラン科クモキリソウ属)。 針葉樹林の端にひっそりと咲いています。派手さはありませんが、毎年会いたい大好きな花です。 オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)。 梅雨の時期なのに、いえ、だからこそ爽快感を感じることのできる清らか…

六日町の2泊「湯治」を終え帰宅

川越に帰ってきました。 今日、六日町でそこそこの収穫があったので、帰宅後にその情報をアップしようとしていたところ、薬の副作用が遅れて出てきて、夜、ちょっと「あらら」の事態に。 ということで、詳細の報告(六日町での収穫のこと。「あらら」は秘中…

小学生の球技大会の応援に

地元の小学校の球技大会がありました。 盆踊り練習やワークショップに参加してくれた子たちが出場するので、応援に出向きました。 体育館内で行うソフトバレーボール。 体育館前のプラタナスの木に、実がたくさんぶら下がっていました。 和名が「鈴懸けの木…

副作用でへたっていたのに筋肉労働のこやんぴ

昨日は、誕生日なのに、通院日でした。 今回は、いつもより少しばかり副作用がきつく、今朝は、何かと力が入らない状況。 (それもあってか、このブログを後で点検したら誤字脱字のオンパレード。今、慌てて修正中。) 午前10時を回ったところで、「はた」と…

かわいそうですが特定外来生物を退治

一見、華やかな花を咲かせる小さな株。 まさか10センチメートルほどのこの株が、放置すると驚異的な繁殖力で、あったいう間に群落を形成するようになるとは思いもしませんでした。日本古来の生態系に極めて由々しき影響を与えるということで、特定外来生物に…

絶滅危惧種かと思ったら特定外来生物

ドジョウとタニシの写真を撮りに行ったら、水路に草丈10cmほどの小さな花が。 オオイヌノフグリが属するオオバコ科クワガタソウ属の花の特徴を持っています。もしかしたら、貴重なカワヂシャ? そう思って、何枚か写真を撮って、拡大して確認したところ・・…