ひょっこりアマガエルと名残りのナツズイセン
今年の我が家の庭には、ナツズイセンの花茎が20本以上がりました。
ヒガンバナの仲間の中でも大きめで、百合のように豪華な花。
花の咲いた後、実が膨らんできました。
あれ、ナツズイセンはヒガンバナと同様に三倍体。減数分裂がうまくいかないので、種はできないはず。
「実は膨らんできたけれど種は無し」ということなのでしょうか?
そのうち、種ができているかを確認するために、中身をチェックしてみることにします。
他の仲間に遅れること数週間、やっと咲き出した「おくて」のナツズイセン。
2茎のうち一つは少し前から咲き出しましたが、一番遅い花茎はほんの少し前に確認した段階では地上10cmの「身長」でした。それが、何と今日は、もう一方の花茎と背を競うほどになり、蕾も開花準備完了といったところ。
明日には、今年最後のナツズイセンの花が咲くことでしょう。
エアコンの室外機から流れ出す温風に耐えなければならない悪条件ですが、健気に咲いてくれることを期待しています。
今日は、午前中までは台風の影響が残り、雨が降ったりやんだりしていました。それが午後からは、完全に晴れて、外に出してある鉢物はあっという間にからから状態に。
そこで、夕方に水撒きをしたところ、アマガエルがガラス窓の近くに雨宿りをしていました。
水撒きを始めると慌てて草むらから這い出し高い所に避難するのは、オオカマキリやショウリョウバッタがほとんど。雨好きのアマガエルが雨宿りするとは思いませんでした。
じっとこちらを眺める目がくりくりっとして可愛らしいですね。
そう言えば、昨年は、オオカマキリがアマガエルを捕まえているところに遭遇したことがあります。
「アマガエル君、オオカマキリには気を付けなさいよ。」
オオカマキリも脱皮を繰り返し、成虫になっているので油断大敵です。