居残る月とヒラタケと
今朝の川越は意外に暖かで、霜はおりませんでした。
今日の月は、朝の段階で月齢17.5ほど。なので、西の空に「朝月」を望むことができます。冬とは言え朝日の輝きの前では実に仄か。
妙に親近感を覚えてしまうのは、私も薄らぼんやりしているからなのでしょう、きっと。
今週の末に句会があるので、「朝月」の句でも読もうかと思って調べたところ、残念、秋の季語でした。
「寒月」なら冬の季語ですが、夜中の寒々とした雰囲気があるので、冬の朝に居残る月のイメージには程遠いし、はて、どうしたものでしょうか。
鴨たちが池から上がり、草地で食事中。
何かおいしいものがあるのか、もう、無我夢中。
枯れた榎の木にヒラタケがたくさん生じたことは、すでに記したところです。
今シーズンは大豊作だったのですが、案の定、どなたかが「おいしい、おいしい」と言いながら食べたのでしょう、すべて採りつくされていました。
と思っていたのですが、隅に隠れて、無事なヒラタケを発見!
誰にも見つからず、胞子をしっかりと飛ばしなさいよ、ヒラタケさん。