片足のユリカモメ
今日は寒い一日でした。
午後から冷たい雨が降り始めましたが、午前中は何とか散歩をすることができました。
上の写真は、コセンダングサかアイノコセンダングサの枯れた姿。
枯れたからといって安心できません。これから春までの間、種(実態は果実)が強力な「引っ付き虫」となり、無理やり私たちに取りつきます。
ヤマブキの遅い黄葉。遠くから見ると黄色の花が咲いているように見えます。
スミレが狂い咲き。暖かさに騙されてしまったのでしょうね。
ホトケノザの冬越しの姿です。寒さにじっと耐えます。
川越水上公園に、ユリカモメがやってきました。最近は、海から遠い当地にまで集団でやってきます。仲間のうちで「えばっている奴」が構造物の半球に乗って辺りを睥睨します。半球に登れない落ちこぼれ組もたくさんいます。なんとなく身につまされる光景です。
思い思いの方向を向いてのんびりしているようですが、上空には、彼ら、彼女らを狙う猛禽類が旋回しています。
足環を付けた上品な個体。なかなかの美形。
この個体には、片方に「趾(あしゆび)」がありません。釣り師の放置したテグスが絡まったために失ってしまったのか、他の事故によるものなのか・・・。
何かと不自由だと思うのですが、思いっきり生きてもらいたいと思います。