桔梗のお姫様はじゃじゃ馬娘
2年前に高松で見かけたこの花。
それまでも見かけたことはあるのかもしれませんが、はっきりと認識したのはその時が最初。
川越水上公園内を散歩していたら、この花独特の10〜20センチメートルの細い茎をたくさん見かけました。
‥ あれ、いつの間に川越にやってきたのでしょうか?
花は1センチメートルほどしかなく、一茎に一つ咲くか咲かないかなのですが、色も形も桔梗によく似ています。
いかにも日本的な風情のある花ですが、あれまあ、これも外来種。近年、その生息域を急速に拡大しているらしい。
一茎に一つの花をつけるかつけないかだというのに、生命力が強くてじゃじゃ馬なのは、花を咲かさずに種をつくる「閉鎖花」をたくさんつけるから。
同じ属には、ちゃんと在来種が存在します。
属の名前となっている「キキョウソウ」と思いのほか、キキョウソウも外来種。
「ソウ」がなく、「キキョウ」の先頭の「キ」が濁って「ギ」になっているだけで、あまりにも似た名前。半化粧
この属の植物に名前をつけた先生は、わざとややこしくして、テストで学生を悩ませようとしたのでしょうか?