「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

キルタンサス(笛吹水仙)が満開

 キルタンサス(ヒガンバナ科キルタンサス属)が満開となりました。

 馥郁とした香りが家の中に充満しています。

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 それにしても、キルタンサスなんて本当に面白い名前ですね。

 

「踏み絵を踏まないなんて、あんた、本当に仏教徒?」

「いいえ、キリシタンす。」

 

「あんた、何してんの?」

「おらぁ、これから切る、箪笥を!」

 

 あたりが語源です(諸説あります)・・・というのは真っ赤な嘘で、ギリシャ語由来の名前だそうです。「曲がった花」という意味のギリシャ語なのだとか。ギリシャ語である以上、本来ならばギリシャ文字で表記するのが正解なのでしょうが、ギリシャ文字なんて読める人の方が少ない。そんなわけで、ネット上でもラテン文字で紹介されていました。「kyrtos」が「曲がった」、「anthos」が「花」。

 

 南アフリカ原産らしいのですが、どうしてギリシャ語由来なのでしょうかね?

 

 球根は、園芸店でごく普通に手に入れることができると思います。

 育てやすくて、綺麗で、香りも素敵。花の少ない時期に咲いてくれる冬咲きの品種がお奨めです。