東京都江東区大島の宝塔寺
妻の父母の眠るお寺、宝塔寺には、毎年、1月3日と、彼岸、お盆などの際にお参りすることとなっています。
境内にある塩なめ地蔵は、願い事をする際に塩を収めることとされています。奉納されている塩を貰い受け疣に塗るときれいに治ると言われていることから「いぼ取り地蔵」とも。
(このことは、すでに記しています。)
古いお寺だけに、江戸時代のお墓も多く見かけますが、多くが無縁仏となり、集められて無縁塚が築かれています。
石碑が黒っぽいのは、このお寺が戦災に遭ったため。
地蔵菩薩の墓石に混じって、思案仏も数多く見受けられます。
思案仏は、女性を葬った際に建立されたもののようです。
吉宗さんの時代のものなども見受けられました。上の写真の石仏は少し降って二代後の家治さんの時代のもの。