目黒の診療所の帰りに(拾遺) 港区立郷土資料館
白金台付近は、好きな場所。
お洒落でおいしいイタ飯屋、元皇族邸の博物館、広大な自然園、庭園の素敵な料亭などなど。
東大医科学研究所の古風な建物も捨てがたく、よく所内をぶらつかせていただいたものです。
その際に気になっていたのは、隣の古い建物が修繕されているのか、取り壊されるのか、かなりの期間、足場が組まれていたこと。
とんとご無沙汰だったので、取り壊されたのではなく、修復されているのでほっとしました。
でも、東大医科学研究所の一部だと思っていたら・・・
都ホテルからの帰りがけにちらっと寄って写真だけ写して帰るつもりでした。
ね、堂々たる建物でしょ?
ところが、よく見ると、「港区立郷土歴史館」との表示が。
え、まさか! これ、失礼ながら「区立レベル」の施設ではない!
それに、郷土歴史館ということは、12月28日の土曜日では、もう年末の休館日になっているのだろうから、次の機会に探ってみることにするか、そう思って帰ろうとしたら、あれれ、入っていく人がいる。しかも職員の人ではなさそう。
ということで、入口に回ってみたら、守衛さんが、
「いらっしゃいませ。」
と仰るではありませんか。
なんと、まだ休館にはなっていなかったのでした。
そこで、正門側に回り込み、入場することにしました。
いったい、ここは、元なんだったのか、そう思いつつ。
すみません、続きます。