眉刷毛を知らない私が出会った植物の話
六日町の旅館に2泊しましたが、中日が雨だったので、植物や昆虫にはあまり出会えませんでした。
そんな中、旅館の玄関先に珍妙な植物が。
オモト(万年青)に似ているけれど、もっとずんぐりむっくりした葉の間から、蕾が顔を出して・・・
他の株では、開花直前。
さらに別の株では・・・
多分、これが満開。
宿の方に、
「この花の名前は?」
とお聞きするのを忘れてしまったため、家でネット検索するはめに。
葉の形からするとヒガンバナ科かな?
花は、ネギに似ているかも? すると、ユリ科ネギ属?
いつもよりは手間取りましたが、「オモトに似た葉 白い花」で、正解にたどり着きました。
マユハケオモト(ヒガンバナ科マユハケオモト属)。アフリカが原産地のようです。
「オモト」は、ずばり、葉がオモトに似ているから。
「マユハケ」の方は、花が眉刷毛に似ているから、なのだそうな。
「オモト」は納得。
「眉刷毛」? 知らないなぁ。
そこで、再び、「眉刷毛」で検索してみたところ、出てくるのは「マユハケオモト」ばかり。これでは、メビウスの輪の上を這い回るカタツムリになってしまった気分。何の解決にもなりません。
「刷毛 眉用」で検索しても、期待通りの結果とはならず。
「この花に似たイメージの眉用の刷毛があるのかなぁ?」という、何とも中途半端な結論で恐れ入ります。