ホテルの窓から覗いてみたら、花びらのような・・・
8月1日に宿泊したホテルは、外観はちょっと古め。
でも、客室はリニューアルされていて、快適でした。
午後1時半には草津に着いてしまったので、取りあえず、宿泊手続きだけでも・・・と立ち寄ったところ、
「お部屋のご用意ができていますので、どうぞ。お風呂も入れますよ。」
とのこと。
部屋も、当初予定されていた部屋は、椅子のない部屋でした。床に座るのが苦手な妻にとってはちょっとつらい部屋。こちらでお尋ねする前に、女将さんがその点も確認してくださり、テーブルと椅子のある部屋に急遽変更してくださるではありませんか。親切~。
二階の部屋に通され、何気なく窓から外を覗くと、松の根元に白い塊が。
さっそく、コンデジで目いっぱいの望遠で撮影したのが、下の写真。
ポップコーンをまき散らしたかのようにも見えますが、どうやらキノコのようです。
後で宿の方に確認してみることにして、万代鉱源泉のお湯を楽しむことに。脱衣場も、風呂場も、節電のために消灯してありました。
一人でゆったりと湯に浸かっていると、外は大雨。夕立のようです。かなりの降りなので、到着が少し遅れて、しかも、どこかに寄っていたら、ずぶ濡れになるところでした。それが、早く到着したおかげで、誰もいない浴室を独り占め。上に庇のある露天風呂から、大雨を「風情に溢れているなぁ」と風流めいて言うことができるなんて、こやんぴは幸せ者です。
お風呂を浴びた後、少し散歩をすることに。
女将さんに、
「裏に大きなキノコがありますね。」
と申し上げたところ、
「えっ、そうですか。見る暇もなくて・・・」
と言うことで、一階の窓から一緒に確認。
女将さんにも、キノコの種類は分からないとのこと。
散歩に出かける前に、裏の林に分け入り撮影したのが、次の写真。
雨の直後だったので、靴が濡れてしまいました。
ものすごい苦労をして写真を撮ったのに、湯畑に降りていく細い道で、同じキノコが生えていました。それがこれ。
靴を濡らすことなく、写真が撮れてしまいました。先ほどの写真撮影は、骨折り損のくたびれもうけのようなものです。
湯畑から少し上がったところにある地蔵の湯に入ったところ、地元の方一人が先客でいらしたので、このキノコについて尋ねてみたところ、
「そりゃあ、毒キノコじゃないのかなぁ。」
とのことでした。
家に帰ってキノコの図鑑で調べてみたところ、「ハナビラタケ」のようです。
若いうちは写真のように白いのですが、古くなると淡い黄色みを帯びてくるそうです。
若いうちは、地蔵の湯のおじさんの言とは異なり、食用に最適らしい。クセがないので、酢の物や炒め物がお奨めとか。