地学に今頃目覚める
ちくま新書の『やりなおし高校地学』を少しずつ読んでいます。
大学入試問題を解きながら読み進める、という内容。このため、行きつ戻りつ。一気に読むことができないのですが、そこがかえって面白い。
著者の鎌田浩毅さんが本の中で嘆いていらっしゃいますが、大学の入学試験で地学を選択する人は少ないらしい。
岩石のカラー写真などが見たかったので、今日、目黒の診療所に出かけた帰りに本屋さんに立ち寄りました。高校生向けの学習参考書コーナーに行き、
「えーと、地学、地学」
と探し始めたのですが、物理や化学の参考書ばかり。生物がほんのちょっと。
諦めかけていたら、棚の上の隅に数種類の地学本が。
なるほど、大学入試での地学人気の低さが、ここにも表れている!
字が小さいのが私向けではないけれど、カラーの図版が豊富なので『地学図録』を購入しました。税込み1,001円、学参は安くて助かります。これで『やりなおし高校地学』がより興味深く読み進めることができるでしょう。
つい最近、『日本のトンボ』という図鑑も購入。こちらは、近々、療養目的で六日町に出かけ、イトトンボたちと再開する予定なので、その際、大活躍してくれると思っています。