南魚沼市で出会った植物たち その1
10月5日から7日にかけて新潟県南魚沼市と十日町市に出かけてきました。
南魚沼市で出会った植物たち、「外山康雄 野の花館」では珍しい植物に、他の野辺ではごく普通に見られる植物に出会ってきました。
少しずつご紹介してまいります。
1 伸びた姿を人は知らない・・・
この赤い実は何? 植物に関心のない人に尋ねても、たいてい首を捻ります。
上の写真にヒントがあります。茎の先の芽の形。
そう、アスパラガス(キジカクシ科クサスギカズラ属)です。
キジカクシ科には、以前は「ユリ科」とされていたスズランやツルボ、ヤブランなどが含まれています。
宿の広大な畑の一角に生えていました。
2 え、これがキキョウの仲間?
子供の頃から図鑑で知ってはいたけれど、実際に出会ったのはずっと後。
サワギキョウ(キキョウ科ミゾカクシ属)です。
今回は、花がそろそろ終わる時期に当たり、下の方から咲き出した花が、天辺まで咲き切るぎりぎりの段階でした。
それでも、生き生きとした花を撮影することができ、幸せ。
塩沢石打インター近くの「外山康雄 野の花館」の前庭にて。
それより、今回驚いたのは、ミゾカクシがキキョウ科だったこと。なるほど、確かにミゾカクシの花は、サワギキョウに似ています。