自動車が出られない! とほほ体験
オシロイバナが咲き始めました。
隣の家から、どうやって入って来たのやら。
やはり、鳥が運んできたのでしょうか。
夕方から咲くんですね、オシロイバナって。
昨日の夕方、「たまには違った場所を散歩しよう」ということになり、家から少し離れた御伊勢塚公園まで車で出かけました。
公園入口のモニュメントが面白いですね。富士山らしき山は理解できたのですが、上の出っ張りは、はて、何でしょう。
もしもそうだとしたら、制作者は、予知能力者です。
陽が落ちてから散歩したので、修景池も黄昏ています。
「いやあ、たまには違う場所を散歩するのもいいもんだねぇ。」
「ねっ、言ったとおりでしょう?」
「ネジバナも、いっぱい見つけたしね。今度は明るい時間帯に来て、ネジバナを撮っておこうかな。うん、うん、よかった、よかった。」
大満足の私たち夫婦、意気揚々と駐車場に戻ったのでした。
がが~ん、駐車場入り口が閉まっています。
看板を見落としていました。午後7時で閉鎖すると書いてあるではありませんか。
うろたえる二人。車をデポして帰るべきか、いやいや、いたずらが心配なので、少なくとも一人は車中泊すべきか・・・
たまたまジョギングで通りかかった青年が、
「あちらに管理事務所がありますよ。人はいないと思いますが、連絡先が書いてあるかもしれませんよ。」
とアドバイスをしてくれ、親切にも、その場所までついてきてくれました。
幸い、連絡先が書かれており、しかも、残業されていた方に連絡がつき、
「かなり時間がかかりますが、開けに行きますよ。」
と言ってくださいました。
助かったぁ。
係りの方が来られるまで、車を出口近くまで移動しようとしていたところ、
「もしもし、ここは、もう、明日まで出られないんですよ。」
と声をかけてきた人が。
なんと、この場所の鍵の管理をされている方で、帰宅するために、たまたま通りかかったとのこと。
閉鎖時刻を見落としたこと、初めて来たこと、などを説明しつつ、平謝り。
「それでは、もう一度開けますから出ていただいて結構ですよ。係の人が来るまで私が待っていますから、お帰りになってかまいませんよ。」
と言ってくださいました。
ああ、そうですか、と帰るわけにはまいりません。
「それでは申し訳なさすぎます。私たちが待っています。ご用事もあると思いますので、どうぞお帰りください。」
と申し上げたのですが、
「それじゃあ、みんなで待っていましょう。」
ということになり、お仕事のお話などをお伺いしながら、蚊に刺されながら、係の方が到着するまで過ごしました。
遠くから来ていただいた係の方も親切で、昨日は、多くの方に助けていただいた日となりました。