「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

ホンコンシュスランの新芽

 我が家のホンコンシュスランは、苗で購入したものではありません。

(「シュスラン」を名乗っており、実際、シュスランによく似た可愛い花をつけますが、別の属に位置付けられているようです。)

 

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 南房総市の寿司屋さんで食事をしているとき、その店の生け花を変えに来られた花屋さんからいただいた「切り花」が元になっているのです。

 

 開花した数株を無料でいただき、玄関に活けて楽しんでいたところ、そのうちの一株がいつまでも枯れずにいたのです。数か月も頑張ってくれましたが、さすがにすべての葉が落ちてしまいました。ところが、水中に白い塊が目立つようになり、どうも、それが芽のようなので、半信半疑ながら植えてみたところ、見事に株に育ったのです。

 

 びっくりしました。それまで、ラン科植物が「挿し木」で増えるとは思ってもいなかったからです。

 

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 あれから何年がたったでしょうか。今でも元気。

 

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 でも、匍匐する傾向があり、なかなか姿よく立ち上がらないのが悩み。

 匍匐するうちに途中でぽきっと折れてしまうことがしばしば。

 

 そうなった場合は、「夢よもう一度」です。

 折れた茎を土の中に埋めておくと、そう、また芽が出てくるのです。

 

 今年も梅雨に入る前に植え替えたのですが、土の中に球形の塊ができていたり、白い新芽が確認できたり。

 

 

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 つい最近、小さな芽が出てきたので撮影していたら、どうやら後二つほど芽らしきものが。この先楽しみです。

体調が・・・

 ここ数日、体調が悪く、とても散歩にいけません。

 疲労感が抜けず、「お散歩ブログ」が泣く状況。

 

 そんな中、どうしても出なければならない法事に出席。

 ふうふう言いながら帰ってきました。

 

 日曜日の夜放送のNHKスペシャル「列島誕生 ジオ・ジャパン2(2)」を2週連続で見ましたが、面白かったですね。

 

 私が高校生だった頃の地理や地学の「造山運動」の説明は、「断層」と「褶曲」がすべて。その元となったエネルギーについて説明がなかったので、首をひねるばかりでした。

 プレートテクトニクス理論が高校の教科書に掲載される直前だったから無理のない話だったのですが・・・

 

 日本列島が大陸から引き剥がされる話は、今回の放送分ではなく、前シリーズでのものでした。

 引き剥がされる過程で、弓状に折れ曲がったために、東日本と西日本は、一度離れ離れになったのですね。

 この間お話ししたトカゲとヤブカラシが東日本と西日本で違うということ、それがこのことと関連しているのかな、それとも違うのかな、などと、へたりながら思っています。

美味しいランチとさくらんぼ

 今日のランチは、鶏とズッキーニの梅ジャム煮。

 よくお邪魔する家庭料理の店。メニューは日替わり、今まで同じメニューであったことがありません。それほど多彩。毎回、「今日は何かな」と期待に胸をときめかせてお邪魔しています。

 鶏とズッキーニのほか、新じゃがも入っていて、とてもおいしかったですよ。

 

 お店のお二人も花好き、動物好きなので、話がはずみます。

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 近くの公園の植え込みの中のネジバナ

 この後出かけたショッピングセンターの植え込みの中にもそこかしこに咲いていました。小さいけれど、実に元気な蘭ですね。

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 さて、この赤い物体は何でしょうか?

 ピントが合わないところが逆に面白くて、シャッターを切ってみました。

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 後輩が送ってくれたさくらんぼです。

 たったの2年間、同じ職場にいただけですし、その間、これといった面倒をみた覚えもないのに、山形にお知り合いがいらっしゃるとかで、毎年、欠かさずに送ってくれるのです。ありがたい話。

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 感謝しつつ、いただこうと思います。

除草剤に負けない強いお姫様、ユウゲショウ

 ユウゲショウアカバナ科ツキミソウ属)は、「雑草」とは思えない優雅な花。

 田の畔がピンクの絨毯のようになります。

 でも、稲の虫害を防ぐため、ユウゲショウを含む畔の「雑草」たちは除草剤で一網打尽の運命。

 

 そんな中で、見かけによらず、ユウゲショウは強い、強い。枯れてしまう個体もあるけれど、葉が赤くなっても踏ん張って生き残るもの、地上部は枯れても根が残り復活するものがかなりあります。農家にしてみれば、「難除草植物」の一つと言えるかもしれません。

 

 梅雨寒の中、復活したユウゲショウたちが綺麗な花を咲かせています。

 

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ヤブカラシの花、雄性期(雄しべが存在する時期)の写真

 ブドウ科ヤブカラシ属のヤブカラシ。「ヤブガラシ」と濁ることも多いようです。

 

 数日前に、「ヤブカラシの雄しべの写真が撮れずに苦労している」と書きましたが、ヒヨドリジョウゴの花の写真を探すために昨年8月の写真を眺めていたところ・・・

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 ハナムグリ(?)がヤブカラシの花の上で交尾しているところを撮影したこの写真。なんと、写っているではありませんか、ヤブカラシの雄しべが!

 

 同じ時期に撮影したものをアップしてみると・・・

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 なぁんだ、去年のうちにヤブカラシの花の雄性期の写真を写していたのですね。

 ヤブカラシの花には、雄性期と雌性期とがあり、花粉を他の花の雌しべに提供する雄性期から始まり、その後、他の花から花粉を受け取る雌性期に移行するのです。自花受粉を避ける巧妙な仕組み。

 

 この花は、すでに、4枚の花弁が反り返り、落ちる寸前。

 4つの雄しべは、まだ元気いっぱい。王冠の飾りのように立ち上がっています。

 真ん中にある雌しべの柱頭は、まだ育っていません。

 

 雌性期に入ると・・・

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 花択にはアリやハチが大好きな蜜がたっぷり溢れ、彼ら、彼女らに蜜を与える代わりに、長く伸びた雌しべの柱頭で花粉を受け取るのですね。

 

 

体調悪し。何とか更新。

 水曜日は会議、木曜日は病院、金曜日は診療所と、連日の外出。しかも、木曜日の結果が思わしくなかったので、どっと疲れてしまいました。そのため、昨日は早くに寝てしまったので、「毎日更新」が途切れるところでした。

 たまたま、23時過ぎに一度目が覚めたので、「ちょこっと更新」をしたところです。

 今日も一日、無為に過ごしてしまいました。良い天気だったのに。

 

 でも、でれ〜っとしていたので、少しは良いみたい。

 

 ヒヨドリジョウゴが開花している可能性があるので、明日は外出してみたいなぁ。


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