今日は御茶ノ水の病院への通院日
こやんぴ、ドアと格闘す
今日は、通院日。朝5時に起き、ごみ出しをしたり、身支度をしたりするうちに、早くも出発の時間。
6時5分に家を出て、11分発の列車に乗って一駅。
ここで座席指定の東上線の列車に乗り換え、池袋へ。
この座席指定の列車は、各車両のドアを開けてくれません。指定券のチェックがあるので乗車口は列車前方と後方の2か所のみ。
後方の乗車口は3号車の一番後ろのドア。私と妻の乗る車両は一番後方の1号車(東上線の上り列車は10号車が先頭車両なのです。)なので、二車両後方に歩いて行く必要があります。
先頭に並んでいたため、こやんぴは、3号車よりも後方の車両に移る人たちのトップを颯爽と切ることになったのです。
颯爽と・・・
ところが、そうはいきませんでした。
3号車から2号車に移る際に、車両間を仕切るドアを開けなければなりません。そこで、ドア左側にあるバーがまず目に入ったので、そこをぐっと右側に引いたのです。
びくともしません。
あれれれ。
後ろには、私たち夫婦と同様に、後方の車両に移る人たちが列を作ってドアが開くのを待っています。
これはやばい!
ああ、そうだ、左側ではなく、右側のバーを左側に引くんだ。
そのことに間髪を入れずに気づくこやんぴってやっぱりすごい、たいしたもんだ。
びくともしません。
おやおやぁ。
私たち夫婦の後方の人たちは、きっと舌打ちをしていたに違いありません。
(後でわかったことですが、左のバーも、右のそれも、立っている乗客が掴まるためのバーだったのです。掴まるためのバーが動くわけはありません。動いたら困るではありませんか。)
よく見ると、右側の動かないバーの下に、目立たないバー(あくまでも個人の感想です。)があるではありませんか。
すでに、こやんぴは自信喪失、頭の中が真っ白。
まさかとは思うけれど、もしかしたら、この目立たないバーを左に引けば開くのかも。それで開かなかったら、情けの無いことですが、後ろの人にお願いして開けてもらおう。
えいやっ!
「あれ、開きました。開きましたよ、皆さん。開きましておめでとうございます。」
心の中で、使い古されたジイジギャグを呟くこやんぴ。
指定座席に座った途端に、妻が、
「おかしくてたまらなかった」
と言います。
ということは、後ろに控えていた人たちも、本当は、
「大笑いしたかった」か、
「おい、いい加減にふざけるのはやめろよ」と怒鳴りたかったか、
そのどちらかの気分だったに違いがありません。
幸い、こやんぴとは違い、温厚な人たちばかりだったようで、私は笑われも、怒鳴られもしませんでした。
おお恥ずかしい。
キンモクセイの薫る病院にて
とても恥ずかしい思いをしたこやんぴですが、その後は、特に失敗らしい失敗をせずに病院に辿り着きました。
植込みのキンモクセイが開花し、遠くからでも良い香りが漂ってきます。
病院の受付開始は8時ですが、それより早く着いた人たちのために整理券が配布されます。今回は、34番でした。自動受付機が10台あるので、私は4番目の受付機の4番目ということになります。
7時55分から、それぞれの受付機の前に列ができるのですが、時々トラブルが生じます。どうでもいいことで大の大人が言い争いを始めるのです。掴み合いになったことも。呆れたものです。
今日は小トラブル。
それぞれの受付機の一番前に並ぶ受付番号が1番から10番までの人たちの後は、受付けが終了した人が通れるように少しスペースを開けなければならないのですが、1番の番号札を持った人の後に11番以外の人が並んでいて、そこに11番の番号札を持った人が登場。
11番さん曰く、
「私は11番です。少し後ろに詰めてください。」
?番さん曰く、
「あら、前が一人分空いているじゃあありませんか。」
微塵も動きません。
11番さん、少しイラッとして、
「あのね、ここは人が通れるように開けておかなければいけないの。後ろに下がってください。」
?番さん、11番さんが上から目線なので、こちらもイラッとしたのか、
「だって、後が詰まっていて下がろうにも下がれないじゃないの。」
11番さん、ムッとする度合いがアップしたのか、やや大きな声で、
「後ろの方~、下がってくださぁい。」
後ろの人たちが、二人のやりとりに辟易としながらも、少しずつ後ずさり。
ところが、?番さん、後の人たちが下がってくれたにもかかわらず、一向に下がろうとしません。
ここで、このトラブルに気付いた守衛さんが登場。
「どうしました。」
11番さん、番号札を守衛さんに示しつつ、
「この人が動こうとしないんですよ。私は、ここでいいんですよね。」
守衛さん、番号札を確認して、
「はい、そこで結構ですよ。」
11番さん、勝ち誇ったように?番さんに、
「ほらぁ、だから私がさっきから言っているでしょ。下がりなさいよ。」
?番さん、下がろうとせず。どうやら、?番さんは、21番でもないらしく、
「だって、受付機の前に並んだ順でしょ? だから、私は断固退かない。」
と言っています。
その後、守衛さんに番号の趣旨を説明されて、?さんは渋々後ろに下がっていきました。
もしかしたら、番号札を取ることすら知らずに並んでいたのかも。やれやれです。
この日は、早く診察が終わったので、その後、銀座に出たのですが、このトラブルのことを書いているうちに、(私のブログにしては珍しく)長くなってしまったので、さらには、今朝が早かったので眠くて仕方がないことでもあり、銀座のことは、次回に記すことにします。
私と?番さんの「おやまぁ事件」だけで終わりにするのはいかがかとは思うものの、睡魔には勝てません。
おやすみなさい。