「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

眼医者さんでちょっとひどい目に・・・目だけにね

 化学療法の影響で、体毛がかなり抜けてしまいます。まつ毛も同様で、汗をかくと涙が目に侵入してしまい、結膜炎になりやすい状態。

 一度良くなりかけたのですが、再び悪化。

 

 前回、そのような症状で受診した眼科医院へ。

 

 予約制の医院なので、電話で、受診券の番号と名前を言い、症状も説明しました。

 おそらくカルテを手元に、私の症状を聞いてくれた、そう思っていました。

 

 さて、約束の2時半よりも少し前に医院に到着。

 受付けで、再び症状を聞かれ、取りあえず、待合室へ。

 

 ほどなく名前を呼ばれたので、

「おっ、早いな。さすが予約制。」

 そう思いました。これで、夕方までに、もう一件予定していた用事を済ますことができそうです。

 

 また、ちょっと症状を聞かれ、

「こやんぴさん、こちらでお待ちください。」

と言われたのが、実に変な場所。

 

 医院の受付けや診察室、待合室は2階にあるのですが、階段で上がってくる人たちの入り口のすぐ隣。エレベーターで上がってくる人の真ん前。

 通路はそれほど広くないので、指定された椅子は、座る幅がとても狭く、高さも異常に低く、その上、背もたれもありません。長く座っている椅子ではありません。

 そこで、私は、考えました。

「ははぁん、看護師さんが、患っている方の眼に事前に何かしてくれるので、ここに座らせられているのだな。診察の順番はすぐなのだな。」

 

 外れでした。待てど暮らせど看護師さんは現れません。診察室にも呼ばれません。エレベーターの扉が開くたびに、新しい患者さんがやってきます。皆さん、エレベーター前に70歳手前のじっじが座っているので、驚いたような顔をして通り過ぎていくではありませんか。「何だ、こいつ、こんなとこに座って。変な奴だなぁ。」、そう思っているのかもしれません。私が、エレベーターで上がってきた立場なら、「変なの。」とは思いますね。

 

 30分ほど我慢しましたが、実に座りにくい椅子なので腰が痛くなってきて、もう限界。その間、後からやってきた患者さんが次から次へと診察室に案内されていくので、私のことを医院側は忘れているのかもしれません。

 

 そこで、受付の人に聞きました。穏やかにですよ。

「なんで私はここに座らせ続けているのですか?」

と。

 そうしたら、受付けにいた2人のうちの一人は、私のことをクレーマーを見るような蔑むような目つきで眺め、もう一人が「しょうがねぇ患者だなぁ。」といった態度で、ゆるゆると私の前にやってきました。

(あくまでも、個人の感想です。)

 

「じゃあ、こっちに座っていて。」

とのご指示。今度の場所も通路上の会議椅子。背もたれがあるのがましなくらい。

 

 案内した人は、目の前のポスターを指さし、

「あなたには、この疑いがあるので待合室とは別のところで待機してもらっています。」

というのです。

 そのポスターには、「アデノウイルス結膜炎」についての説明が書いてありました。おいおいです。私はこの間来たばかりですよ。同じ症状なのですよ。なんでそうなるの、そう思いましたが、

「もしかしたら、その疑いがあるのかな。」

とも考え、じっと耐えました。耐えに耐えていたら、時計はすでに午後4時近くをさしています。その間、次々と私の後から来た患者さんが診察室に呼ばれていきます。私の順番はいつ来るのやら。先ほどの椅子のせいで腰は痛いし、通路上の椅子なので、忙しく動き回る看護師さんにも邪魔な存在のこやんぴ。足を投げ出すこともできません。

 あまりと言えばあまりの仕打ち。

 

 やっと私の順番。

 先生が何と言ったと思いますか?

「ああ、何だ、この間来た人ね。」

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「ああなんだ」? お釈迦様のお弟子さんのアーナンダでもあるまいし、医院の誰かがカルテを事前に見ていれば、「アデノウイルス結膜炎」の患者でないことは分かるはず。

 百歩譲って、アデノウイルスは感染力が強いので、それが疑われる患者に対してはそれなりの対応があって然るべきとは思います。思いますが、何の説明もせずに、さらし者のような席に座らせ、そのまま長時間放置するのはいくらなんでもひどすぎる、そう、ぷんぷん怒っているこやんぴなのでした。