「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

生木を倒壊に導くキノコ ベッコウタケ

 川越水上公園のユリノキの根元に、奇怪なキノコが・・・

 サルノコシカケに似ていなくもありません。

 

 調べてみたところ、どうやらベッコウタケのようです。

 

 えっ? 科名がタマチョレイタケ科?

 何となく、卓球を思い出してしまうのは私だけでしょうか?

 

 ちょれーぃ!

 

 すみません、私だけでした。

 

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 下の写真は、隣のユリノキに生じたもの。

 こちらもベッコウタケでしょうか?

 もしかしたら、他のキノコかも。

 

 やはり、木の根元近くに生えています。

 

 驚くのは、キノコが大きくなる過程で、上から落ちてきた細い枯枝を、その成長に合わせてキノコ内に挿み込んでしまったこと。成長が早いのでしょうか?

 

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 ベッコウタケが生え出てきた場合、その木の幹の中は、菌糸により分解が進み、空かすかになっていることが多いそうです。

 大風が吹くと倒木の危険があるとのこと。

 サクラやニセアカシアユリノキなどが被害にあうようです。

 

 近くのソメイヨシノにも、ベッコウタケらしきキノコが生えていました。