久々の「う~っ、マンゴー!」 不思議な若葉
種から育てたマンゴー(アーウィン種。いわゆるアップルマンゴーです。)のこと、最近、とんと話題にしておりませんでした。
「はは~ん、こやんぴったらマンゴーの冬越しに失敗したんだな。それで、マンゴーの話を避け続けているんだ。そうだ、そうに違いない。」
違います(きっぱり)。
冬の間は室内に入れ、乾きぎみに管理していましたので、元気に暮らしています。
さすがに冬の間は、芽が伸びてくることはありませんが、春になると活発に芽が動くようになります。
下の写真は、7月19日に撮影したもの。
チョコレート色をした光沢のある若葉が数枚出ていますし、その上には出番を待っている芽も確認できます。
チョコレート色をして光沢のある頃の葉は薄紙のようで、誤ってちょっと強く触ったりしようものなら簡単に破れてしまいます。ですから、チョコレート色の若葉には触らないに越したことはありません。
7月20日、たった一日でこんなに育ちます。光沢も成長した葉並みのそれになってきたようですね。
だいぶしっかりしてきましたので、もう簡単には破れないでしょう。
7月25日の状況。もう大人の葉の大きさになりました。
後は、緑色に変色するのみ。
本日、7月27日の状況。まだチョコレート色を残しつつも、緑っぽさが出てきましたね。2年目に入り暑くもなってきたので、今までで一番大きな葉に成長しています。
まだ新米なので先輩葉っぱの陰に隠れていますが、もうすぐ、一番上に葉を広げることでしょう。
ところで、マンゴーは、なぜ過酷な環境の南国生まれなのに、こんなにも若葉が弱々しいのか、なぜチョコレート色をしているのか、とんと見当が付きません。
急に風が吹き葉を翻弄し、大粒の雨が激しく葉を叩くこともある南国。強い台風も日本以上に襲来することでしょう。
そんな状況におかれた若葉、どうなるのでしょうか。
最初からごわごわの葉を出す方が合理的だと思うのですが、何か理由があるのでしょうか。
柳に風?
チョコレート色をしているのも、なぜなのでしょうね。
若葉には太陽の強烈な紫外線が大敵なので、アントシアニンで守っているのでしょうか。
ネットで検索しても、そのことに触れているものに出くわしません。
(マンゴーでも、種によっては若葉が最初から緑色のものもあるようです。)