カルガモを眺めながら、鴨汁うどんが食べたいと思うなんて
田に水が入り、カルガモは大喜びです。
水が苦手な鳥が邪魔をしに来ないので、のんびりと田の中の草や藻類を味わうことができるからです。
カルガモは、稲苗を食べることはありません。
農家の立場からすると、面倒な雑草取りの手間が省ける上に、除草剤も使わないで済むわけですから、カルガモさんはありがたい存在です。
そこで、除草剤代わりを合鴨にしてもらう「合鴨農法」を実践する農家もあるようですね。当地にはありませんが。
でも、「合鴨農法」って、最終的には、田んぼの中の雑草や藻類で丸々太った合鴨ちゃんを食用にするんですってね。
そういうものだ、と言えばそうなのでしょうが・・・
もしも合鴨ちゃんがおしゃべりすることができたとしたら、最後の言葉は、きっと、
「この恩知らず!」
ではないでしょうか?
などと言っているこの私、鴨汁うどんや鴨汁蕎麦が大好きなんですけれどね。