五箇山から荷物が届いた!
思いがけないことに、五箇山の知人から荷物が届きました。
私が学生時代、旧上平村は、冬になると国道が大雪のために閉鎖されてしまい、庄川を船で遡らなければ辿り着くことのできない秘境中の秘境でした。
それが、平成の大合併で、なんと! 市になったしまいました。南砺(なんと)市。
学生時代から通い始めて現在に至るのですが、その間、道路の整備が進み冬の国道閉鎖も無くなりました。村から市にもなりましたし、高速道路も通じて、実に便利になりました。
便利にはなっても、私たち二人にとっては、懐かしい第二の故郷です。
知人から送られてきたのは、旧上平村の特産品である「五箇山なめこ」、「栃餅」、「五箇山とうふ」に、旧福光町の「つじうら」。それぞれ、とても懐かしい品々です。
栃餅には、たっぷりのトチの実が入っています。もち米にトチの実を混ぜてつくのですが、トチの実は渋抜きに時間がかかるので、橡餅づくりは簡単ではありません。
普通の餅よりも柔らかめで、焼くとトチの実のよい香りが漂います。私の大好物。
五箇山豆腐は、この袋の中に入っていました。
普通の豆腐ではありえない一辺が10cmほどの立方体。
冗談で、「豆腐の角に頭をぶつけて・・・」と言うことがありますが、五箇山豆腐はとても固いので、高速で頭にぶつけると怪我をする可能性がないではないかもしれないかもしれません。
ま、それはどうだか分かりませんが、スライスして豆腐ステーキとすることもできる固めのお豆腐です。
五箇山から直接帰宅する際には、いつも買って帰ってきたのですが、最近は、途中寄り道をするので、購入を断念することが重なっています。このため、家で五箇山とうふを食べるのは実に久しぶり。
「つじうら」は旧福光町の飴。名前のとおり、舐めていると「占い」が出てきます。正月にやって来るおちびさんたちが喜ぶこと請け合いです。
知人の粋な計らいにより、五箇山風のお正月料理を楽しむことができそうです。
うれしい!