冬の入り口・・・蓼科高原(11月25日)その2
黙坊を出ると、真っ青な空に白い雲。
良い天気。寒さも緩んだので、腹ごなしに蓼科湖(貯水池です。)を一回りすることにしました。
スイカズラは、紅葉真っ盛り。
でも、その他の木や草は、すでに葉を落として冬の入り口。
散り残ったモミジも、なんとか木にしがみついてはいるものの、葉先は寒さのためにかじかんでいます。
オタカラコウは、北風が種を遠くに運んでくれるのを待つばかり。木枯し一号、今年は遅いですね。
ゆらゆら揺れるバイカモは、小さく縮んで春を待ちます。
オオバンが冬を越すためにやってきました。
オオバンは、魚なども食べるそうですが、この日は、水底に潜り、大好物の水草を採っていました。
潜る瞬間を撮ろうとしましたが、タイミングが合いません。もう少し早くシャッターを切れば、可愛らしいお尻を撮影することができたのに。
失敗を続けるうちに、バッテリー切れ警告が・・・
予備のバッテリーを入れたバッグを車の中に置いてきたことが悔やまれます。
晴天続きで数日前の雪が消えてしまった山々も、もうすぐ白一色になることでしょう。