外山康雄 野の花館(塩沢)庭園編
野の花館を出る前に、前回のブログ、外山康雄 野の花館(塩沢)館内編に掲載漏れとなっていた館内の花を数点ご紹介いたします。
エチゼンダイモンジソウ。
「大」の字が大胆。この「書」は、三筆の手になるものか、三跡の作なのか。
ミヤマカラマツ。
カラマツソウは、川越でも普通に見られますが、これはまた上品な。
キンコウカ(金光花、金黄花)。
館の札では、「金紅花」となっていました。
まだ全開ではありませんでしたが、姿の美しい植物ですね。
さて、館外のミニ庭園を拝見しましょう。
目の錯覚かと思いました。
ゴシキドクダミ。
緑、黄色、赤、桃色・・・あれ、4色?
花が白だからではなく、葉の色移りの部分に白が微妙にあって5色だそうな。この株では微妙。
オキナグサ(翁草)。
同じキンポウゲ科のアネモネに似た、でも、渋い花が咲きます。種になると、アネモネよりオキナグサの方が目立ちます。
サルメンエビネ。
猿に似ていますでしょうか?
このイカリソウは、なんという名前なのかな?
派手な緋色のマントを着ていますが・・・
雨に濡れると透明になる花をつけるサンカヨウ。
すでに、ブドウ色の実になっていました。
花も実も美しい、私の大好きな草本植物。
山に登ると、いつも、この草から元気をもらいます。
これも、もう実になっていました。
モミジガサは、開花直前。
モミジガサの隣には、ヤブレガサ。芽出しの頃は、ヤブレガサの方が人気ですが、花ではモミジガサに軍配が上がります。
ホタルブクロの蕾も、可愛らしいですね。
おお、ヤナギランも! あと少しで開花です。
クマガイソウの開花は、来春、見に来たいところです。
外山さんの絵の入った落雁やコースターなどをお土産に、野の花館を後にしました。
何回も訪れたい素敵な美術館です。