「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

副作用でへたっていたのに筋肉労働のこやんぴ

 昨日は、誕生日なのに、通院日でした。

 今回は、いつもより少しばかり副作用がきつく、今朝は、何かと力が入らない状況。

(それもあってか、このブログを後で点検したら誤字脱字のオンパレード。今、慌てて修正中。)

 

 午前10時を回ったところで、「はた」と気づきました。今日は生ごみ収集日だということに。当地では生ごみ回収は週に2回ありますので、1回ぐらいパスしても支障はありません。

 

 それなのに慌てたのには理由があります。

 隣に廃屋が建っていたのが取り壊され、ほっとしていたところ、空き地となった隣地には、種のまま眠っていた雑草が、「我が時来たれり!」とばかり、颯爽と生えまくり出しました。

 背の低い頃は、喜んで生えた植物の写真撮影をしていたのですが、私の背丈を越えるばかりに大繁茂。まさに、「うっそ~」と叫びたくなるような鬱蒼状態に。

 

 管理を任されていたわけではないのですが、見かねて4割ほど草を刈りました。薬の副作用で体力が落ちているので、どっと疲れてしまいました。

 

 持ち主さんに連絡をしようかな、そう思っていたら、恐らくご近所のご親戚筋から、

「お~い、空き地が大変なことになっているぞ。」

と連絡が入ったらしく、残り6割の草刈りに来てくれました。

 

 なんと! なんと! 回収した雑草は、大きなポリ袋30袋強。

 持ち主さんは、東京住まい。生ごみ回収日に朝出かけてきて片づけると言うので、

「量が多すぎて、1回で出すとまずいんじゃないですかね。遠くて大変ですし、私が2回に分けて出しておきますよ。」

 

 そう申し上げ、1回目に半分を出し、今日が2回目。それをすっかり忘れていました。回収車はまだ来ていないかな・・・。

 

 来ていませんでした。慌てて2袋ずつ抱えて、収集所へ。刈った草をぎゅうぎゅう詰めにしてある上に、雨が浸み込んで、重いの重くないの(重いんです!)。

 

 何度も早足で往復し「ふうふうはあはあ」しているうちに、回収車が近くの収集所へ近づいて来るのが目に入りました。

「かくてはならじ」と、運搬業務に拍車をかけるこやんぴ。台風がもたらした熱波の影響もあり、ふらふらです。

 

 ついに、我が収集所に回収車が停車。

 係りの人は手際が良いので、あっという間に作業終了。

 

 困りました。あと5袋も空き地に残っています。

 作業員さんに事情を打ち明けたところ、回収車を空き地に回してくださり、すべての袋の回収が終わりました。

 作業員さんの親切に、感謝、感謝のこやんぴなのでした。

 

 そんなわけで、今朝の「散歩」は、ごみ運搬のみ。これでは写真になりませんので、下の写真は、昨日の朝散歩時のもの。

 

 蕾で紹介した植物のその後の変化のそのまた続きでお茶濁し。お許しあれ。

 

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 ノウゼンカズラは、夏に向けて着々と花の数を増やしています。

 

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 アカメガシワの撮影は、中望遠マクロよりも、コンデジの方が良かったようです。上の写真は、雌木の花。つまり、雌花です。

 

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 こちらは、アカメガシワの雄木の花、雄花です。

 雄花の方が虫たちには評判が良いようで、アリなどがたくさん来ています。

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 昆虫たちは、雄花から蜜をもらう代わりに、体にたっぷりと花粉をつけて、受粉のお手伝いをしているのでしょう。雌木は、すぐ傍です。

 

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 ノブドウは、すでに実を着け始めました。

 ノブドウの実は、熟して来ると、様々に色を変え、とても美しいですよね。

 これでおいしく食べられれば言うことなし、なのですが・・・。

 

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 知人の家の高木に可愛らしい花。花木の名前はあまり覚えていないので、ネット検索したところ、ギョリュウという名前らしい。

いずれがアヤメ、カキツバタ

 このセキレイは、お腹が白いのでハクセキレイでしょうか?

 それとも、背中が黒いのでセグロセキレイでしょうか?

 答えは・・・

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 ハクセキレイも、セグロセキレイも、よく似ています。

 生息場所も、体の模様も、動作も、ほぼ同じ。

 ですから、遠くからだと「いずれがセグロ、ハクセキレイ」状態。

 

 頬が白いのがハクセキレイ、頬が黒いのがセグロセキレイなので、この鳥はハクセキレイです。

 

 蛇足ですが、ハクセキレイのすぐ横に生えている幅広の植物は、マツバボタンの親戚筋にあたるスベリヒユです。

 かつて、川越に山形の家庭料理を提供する店がありました。そこのスベリヒユごはんがとても美味しかったことを、食いしん坊のこやんぴは思い出しました。

かわいそうですが特定外来生物を退治

 一見、華やかな花を咲かせる小さな株。

 

 まさか10センチメートルほどのこの株が、放置すると驚異的な繁殖力で、あったいう間に群落を形成するようになるとは思いもしませんでした。日本古来の生態系に極めて由々しき影響を与えるということで、特定外来生物に指定されています。

 種がたくさんできる上に、地下茎でも増えるとのこと。かわいそうですが、引っこ抜くしかありません。

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 抜き取りました。

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 もう少しバックが単調な場所におけばよかったと反省していますが、周辺に適当な場所がなかったのでお許しください。家から植物が浮上がるような色上質紙でも持参すればよかったですね。

 バックがバックなので分かりにくいことこの上なしですが、根の付近から脇芽が出ているほか、下の方の葉の基部からも根が生じています。増える気満々ですね。

 

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 今日も、ドジョウ狙いのダイサギアオサギが田に現れました。

 ダイサギに関して言うと、一昨日のそれは、通称「ダイダイサギ(大大鷺)」の「ダイサギ(亜種)」。今日のダイサギは、「チュウダイサギ(中大鷺)(亜種)」です。中央大学の学生が詐欺に遭ったみたいな名前ですね。

 

 ダイサギ(亜種)は冬鳥なので、本来は、もう日本にはいないはずなのですが、何らかの理由で日本での夏越しを選択したようです。

 チュウダイサギ(亜種)は夏鳥ですから、この時期にいて当たり前。

 

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 ダイサギアオサギが狙っていた獲物は、多分、まだ5センチにも達しないドジョウ。すばしこいので、ダイサギは失敗に失敗を重ねていました。やはり漁にかけてはカワウの方がずっと上手ですね。

 

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 メダカやタニシもたくさんいます。

絶滅危惧種かと思ったら特定外来生物

 ドジョウとタニシの写真を撮りに行ったら、水路に草丈10cmほどの小さな花が。

 オオイヌノフグリが属するオオバコ科クワガタソウ属の花の特徴を持っています。もしかしたら、貴重なカワヂシャ?

 そう思って、何枚か写真を撮って、拡大して確認したところ・・・

 ジッジであるこやんぴの眼には白っぽい花に見えたのですが、何のことはない、鮮やかなブルー。ということは、絶滅が危惧されている在来種のカワヂシャではなく、カワヂシャを滅亡の縁に追い込んでいるオオカワヂシャということになります。

 オオカワヂシャは、草丈が1メートル以上に育つので、「草丈10センチ」に騙されてしまいました。当集落の北の方の水路では猖獗を極めているオオカワヂシャですが、とうとう南の地域にまで進入を開始した模様です。

 あっという間に蔓延る草なので、かわいそうですが、明日の朝、引っこ抜くことにします。

 

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こやんぴ、意外や意外、コンサートへ

 昨日の午後は、東京オペラシティの「休日の午後のコンサート」に出向きました。

 

 元々クラシックには暗いので、指揮者のチョン・ミンさんのことは知りませんでした。チョン・ミョンフンさんに名前が似ているなぁ、と思ったら、親子だったんですね。若いこともあるのでしょうが、指揮はエネルギッシュ。東京フィルの面々ものりにのり、聞きごたえのあるコンサートでした。コンサートマスターの三浦章宏さんの独奏も良かったなぁ。

 

 オペラシティの中庭は、ヘブンアーティストのパフォーマンスを楽しむことができます。今日は、コンサート前がギター奏者の方、コンサート後がハーモニカ奏者の方でした。

 

 葉の緑が濃くなった桂の木の下に響くハーモニカの音色。ノスタルジックで良いですねぇ。演奏に合わせ、周りで聴いていた子どもたちが思い思いのダンスを披露していた(その写真は無し)のは実に愉快でした。

 人懐っこいハクセキレイが私の足もとに近寄ってきたので、撮影しようとしたところ、子どもたちが「きゃっきゃきゃっきゃ」と言いながら鳥を追い回したために、鳥を取り損ないました。ハクセキレイさんはかなり不愉快(多分)、私も「実に愉快」とは申せませんでした。でも、無心な「きゃっきゃきゃっきゃ」なので仕方がありません。私だって、周りに多くの人がいなかったとしたら、追いまわしはしないものの「きゃっきゃきゃっきゃ」したかもしれませんしね。

 

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 今日は、雨の中、車の部品の交換作業をお願いするためにディーラーに出かけました。大きな不具合ではなかったのですが、たまに、私に向かって自動車が、「シフトレバーをPの位置に戻せ」というわけのわからない指令を出すのです。定期点検の際に伝えたところ、部品を取り寄せるのに数日かかるとのことで、1週間に2回、ディーラーに行くこととなった次第。

 

 3時間ほどかかるとのことなので、近くのファミレスで食事をし、本を読み、コーヒーをすすって時間を潰しました。

 

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 楽天ポイントが付くというのでカードを出したところ、

「2万ポイント以上ありますね。」

と言われてびっくり。ポイント、何に使おうかな。

 

 ディーラーの担当の方から、週に2回も来店した「ご褒美」を頂戴しました。

 

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こやんぴが滑って転んでおお痛た

 朝、恒例の散歩に出かけ、道路を横切ろうとした途端の出来事。

 

 踏み出した私の右足がしっかりと地面を踏みしめ、次の一歩を左足が刻む準備を整える・・・はずでした。

 

 ところが、固定されるべき右足が左側に十数センチ横ずれしたのです。当然、私の体は右斜め前に傾きます。こやんぴ、じっじですが、まだ少しだけ反射神経が残っていたようで、右手を地面についただけで転倒は免れました。

 

 右手にも大きな支障なし。首に衝撃があったものの、これまた軽微。

 

 なぜ滑ったのかというと、昨日の雨で微小な土の粒が一か所に運ばれ、集まって、ほんの小さなぬかるみになっていたから。

 下の写真が現場写真です。

 

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《 痕跡から、この男は、左前方に進もうとして横滑りしたものと思われます。 》

 

 妻は、心の中では、私が怪我をしなかったか、とても心配してくれたと思います。なんと優しい妻なのでしょうか。でも、最初に出た言葉は、

「ちゃんと下を見て歩かなければ駄目ね。」

 

 大の坂本九ファンだったはずの妻から出た言葉とは、今でも信じられません。上を向いて歩こう、ではなかったのか。

 さらに続けて出た言葉が、

「コロちゃん(我が家の二代目ワンコです。)は、いつも慎重に歩いていた。」

 

 私、三代目ワンコではありません。

 

 こんな書き方をいたしますと、私たち夫婦以外の人たちの中には、

「おいおい、それはないだろう。」とか、

「こやんぴ、何だか、可愛そう。」

とか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は知っております、妻の言葉に含まれる本当の意味を。

 それは、次のとおりなのです。

「あらあら、大変! 体は大丈夫? ああ良かった! これからは十分注意してね。」

 

 ・・・だと思います、多分。

 

 私のコンデジ、遠方の鳥にピントが合わない! 近くの花のピントが甘い!

(使い方が下手だけなのかも。)

 

 アオサギのピントは甘々でした。

 ダイサギの方は、そこそこ。

 両者とも、水路から田んぼに入り込んだドジョウを狙っているようです。

 捕まえて呑み込むところを目撃したものの、撮影はできませんでした。

 

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不安定な天気 不安定なプリンタ 句会は・・・不安

 晴れていたと思ったら、急に曇ってきて、雨がぱらぱら。

 傘はいらないな、そう思って傘を出さないでいると、バケツで頭から水を掛けられたような土砂降り。そして、嘘のような晴れ上がり。

 

 今日は、天気がかなり不安定。

 これも困りものですが、我が家のプリンタの字がかすれるようになりました。従来は、ヘッドクリーニングを試みれば何とか回復したのですが、もう駄目。

 修理に持ち込まなければなりません。面倒くさいなぁ。

 

 そんな日に句会です。ろくに句作をしないのはいつもの通り。何とか候補作はでっち上げましたが、こんなことで良いのでしょうか? ・・・と、毎回書いているような気がします。句会が楽しい句会となるか、針のむしろのような苦界となるか、多分、後者でしょうね。やれやれ。

 

 アカメガシワトウダイグサ科アカメガシワ属)にやっと花が咲きました。f:id:koro111koyampi:20190622153507j:image

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 木によって蕾の形が違うので、「あれっ? 太い蕾と細い蕾がある。」とは思っていたのですが、雌雄異株だったとは知りませんでした。

 本日出会ったのは、どうやら雌の木。

 雄の木もチェックしなければなりません。蕾の段階で撮影していた木が多分雄木だったと思うのですが、伐採されてしまったので他で探す必要があります。

 

 フタモンアシナガバチ? でしょうか。f:id:koro111koyampi:20190622153624j:image

 我が家でせっせと巣をつくっていますが、今年は巣の大きくなり方が遅いようです。

 最近、当地でもスズメバチが増えているようで、我が家に巣をつくるアシナガバチの巣も、秋口にはスズメバチギャングの攻撃を受け、一家離散するかわいそうな展開が続いています。

 

 今年は、ヒイラギナンテンの実は不作の年となりました。

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 鈴生りになると綺麗なのですが・・・。

 

 実生から大きく育ったナンテンは、花の最盛期を過ぎました。

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 去年は、まだ花が少なかったので実が生りませんでしたが、今年は、すでに子房が膨らんでいるのが確認できるので期待しています。

 

 今のところ空梅雨気味なので、雨があまり得意でないアナベルは大喜び。f:id:koro111koyampi:20190622153934j:image

 でも、今日のどしゃ降りの雨には、首を垂れているかも。

 

 タチツボスミレの閉鎖花と実(種を飛ばし終わった殻も写っています。)。f:id:koro111koyampi:20190622154001j:image

 スミレの仲間は、春に花を咲かせた後、「開かない花」でもせっせせっせと種を作ります。当然、自家受粉です。

 スミレの仲間は種間雑種ができやすい植物です。春の花では、他花受粉により新しい遺伝子を獲得し、環境変化に対応できる多様性のある子孫を生み出すことを画策するとともに、その後は閉鎖花により自らのクローンをつくりだして種の固定をも図っているのでしょうか。面白いですね。