一駅乗り過ごした日の満月って

　今日は目黒の診療所に治療を受けに行く日。

　午後４時の予約なので、家を２時10分頃に出発。

　東上線は空いていて座ることができました。本を読み始めたのに、あっという間に寝てしまいました。気が付いたら、もう池袋。

　山手線はいつも混んでいますね。それでも座れたのはよいけれど、次の駅の表示が人の陰になって見えない！　車内放送と大きな駅での人の乗り降りだけが頼り。

　ところが、私の座る席の前に、最初はベトナム人の若者二人が立ち、大きな声で話をしているので車内放送が聞こえない。

　彼らが多くの人たちと同様、新宿駅で降りていくのを確認し、ほっとしていたら、また乗ってきた人たちで乗車率100％越え。

　しかも、またまた私の席の前に、今度は日本人の青年二人が立ち、ベトナムの枯れたち以上に大きな声でおしゃべりを始めました。車内放送、聴こえませ～ん。青年二人のうちの一人が、短い会話の最後に必ず「ははは」と笑うのも気になって、車内放送、まったく聴こえませ～ん。

　こうなったら、渋谷駅での人の乗り降り状況で、「さあ、もうすぐ目黒だぞ。」と気を引き締めるしかありません。

　ところが、ところが、私の周りの人たちの多くが、どうも渋谷では下りなかったようで・・・気が付いたら、なんと五反田。前に立った青年の「ははは」に惑わされ一駅乗り越してしまいました。いえいえ、彼には何の責任もありません。みんな私の不注意。

　幸い、五反田の山手線ホームは島式なので、同じホームで外回りの電車に乗り換えることができます。

　記念（？）に五反田の駅からの写真を一枚。

　五反田かぁ、その昔、中古のカメラ屋さんがこの近くにあって、何回か来たことを覚えていますが、随分雰囲気が変わったような・・・。

　幸い、外回りの電車がすぐ来たこともあって、診察の予約時間には十分に間に合いました。

　診療を終えれば、早や5時過ぎ。

　反対方向の歩む人たちの中に、スマホを構える人が数人。

　おや、何だろうと振り返ると、おお、看板越し、ビル越しに真ん丸お月様。

　もっと良いカメラを持っていけばよかった・・・。