タヒチアンダンサーがやってきた
雌雄異株で、これは雄木。
昨年の葉の上に花芽が膨らみ、その上には今年の新葉が初々しく育ち始めました。
まるでタヒチアンダンサーのように見えませんか。
私には、そう見えるのです。
ですから、この時期のユズリハを眺めるのが大好きなのです。
《 タヒチアンダンサーの群舞です。 》
《 こちらは雌木。花の蕾は雄木に比べずっと控えめです。 》
雄木にしても、雌木にしても、昨年生じた葉は、春から夏、夏から秋へと、今年の葉の成長を辛抱強く見守ります。
秋も深まり、今年の葉が立派な大人に成長するとともに、翌年の葉芽と花芽の準備も万端であることを確認すると、昨年の葉は安心して散っていきます。
それで「譲り葉」。縁起物として、鏡餅の下に敷かれたりもしますね。