老舗神田まつやの蕎麦
今朝は、お茶の水の病院で検査。受付から会計までで30分ほど。いつもこうなら良いのですが、診察のある日は、待っている時間の長いこと、長いこと。
検査結果は、明日の受診の際に知らされます。さて、どうなりますことやら。
その後、岩本町の歯科医院へ。医院のはしごは、あまりしたくありませんが、歯医者さんを地元の先生から昔お世話になった東京の先生に変更したので、同日の方が効率的。
川越では、治療の不具合が続いて、「やんなっちゃうな」の日々が続いていたのに、岩本町に変わった最初の日から「絶好調!」。やっぱり名医は違います。こんなことなら、ずっと東京に通院していればよかった。
帰りは、岩本町からお茶の水まで歩き、途中の「神田まつや」で蕎麦を食べてきました。このお店は、妻の父母のお気に入りで、妻も含め4人でよく通った思い出の店。
ビルに挟まれた木造の店構え、雰囲気がありますよね。
店の中は、昔の駅前食堂風。テーブルと椅子がぎっしりで、奥の椅子に入るには一苦労、二苦労。しかも、相席。
落ち着いた雰囲気を求める人には向いていないし、価格設定も高め。なのに、いつもタイムスリップを楽しむお客さんで満員。
隣席で、関西弁のおっちゃんが、連れの若者に、
「これこれこうして食べてみなさい。」
(標準語に翻訳済み)
と、池波正太郎さんが若き日の山本一力さんに伝授した方法を教えていました。
連れの若者は、一口啜ると、
「おおっ! 初めて味わう最高の味!」
(これまた、標準語に翻訳済み)
などと大感激風に応じていましたが、本心からなのか、先輩に合わせているだけなのか、さて、どっちだったんだろうなぁ。
などと考えつつ、私は、もり蕎麦と海老の天ぷらをいただいてまいりました。
2000円・・・ちと高い、かな。
お茶の水まで戻ってきたら、蕎麦以上に天が高く、とってもきれいでした。