「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

江戸川区瑞江の義理の叔母のもとへ

 妻は、江東区で育ちました。

 家は、鉄工所を経営しており、義父母ともに忙しく働いていたため、妻や義弟は、同じ敷地内にあった義母の弟夫婦(つまり、妻の叔父さん夫婦)の家に入り浸りと言ってよいほどお世話になっていたとか。

 

 今は、叔母さんが江戸川区瑞江で独り暮らし。元気ではあるものの、もう89歳、物忘れも気になりだしています。

 妻が、義兄と義弟に声をかけ、久しぶりに叔母さんの家を訪問するとともに、伯父さんのお墓参りをすることに。こういったことに対する妻の企画力、行動力は、実にたいしたものだといつも思います。

 

 今日、真夏のような天気の中、3兄弟姉妹の夫婦、計6人で、叔母さんの家を訪問しました。叔母さんの娘、つまり、妻の従妹も応接のために来てくれたので、昔話に花が咲きました。

 

 叔父さんが眠るお寺は、歩いて15分ほど。叔母さんの家から近い裏門から入り、墓前で手を合わせました。

 

 それにしても、墓地から見える本堂がとても大きいく立派そうなので、由緒などを確認してみたくなり、表門の方に回ってみることにしました。 


f:id:koro111koyampi:20181006205509j:image

 本堂は、比較的新しいようですが、伝統的な寺院建築。スイフヨウの花がまだ元気に咲いていました。

(指が写り込んでしまいました。)


f:id:koro111koyampi:20181006205551j:image

 山門は修復中のようです。土台がジャッキアップされています。


f:id:koro111koyampi:20181006205555j:image

 都内で、これだけの敷地面積を誇るお寺は、有名なお寺はともかく、そうはないでしょうね。



f:id:koro111koyampi:20181006205619j:image

 見にくいですが、このお寺、大雲寺の案内看板です。

 お寺そのものは、徳川二代将軍との関係が深いとのことですが、この地に移ってきたのは、昭和になってからとのこと。

 歌舞伎役者のお墓が多く、役者寺と呼ばれている、との記述があります。

 

 そこで、墓地に逆戻りして、江戸時代の名歌舞伎役者たちのお墓をぐるっと回ってきました。昭和になって移転してきたこともあるのでしょうか、墓石にそれほど古いものは見当たりませんでした。

 

f:id:koro111koyampi:20181006205643j:plain

f:id:koro111koyampi:20181006205607j:plain

 スイフヨウに入り込んだハチさん、花の蜜に酔っているのでしょうか?

 

f:id:koro111koyampi:20181006205722j:plain

 叔母さんの家で、妻の従妹が準備してくれたお弁当をいただきながら、再び楽しい会話を楽しみました。お新香は、叔母さんの手づくり。

 叔母さんは、虫歯が一本もないそうで、これには一同、びっくり。

 

 名残りは尽きませんが、あまり長居をすると叔母さんも疲れてしまいます。

 手を振り振り別れてきました。道の曲がり角でお互いの姿が見えなくなるまで。