「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

もやし? ロウソク?

 これ(下の写真)は何でしょう?

 

f:id:koro111koyampi:20180917220803j:image

 

 植物が芽を吹いたのか?

 誰かがもやし栽培を始めたのか?

 

 もう少し近寄ってみましょう。


f:id:koro111koyampi:20180917221256j:image

 

 植物の芽吹きだとしたら、頭に葉っぱの赤ちゃんが乗っているはずですが、有りませんね。もやしも、天辺に豆が有るはず。そもそも、もやしに関しては、日光の当たる場所でひょろひょろ伸びるわけがありません。

 

 もっと近づいてみましょうか?

 

 生えていた場所は、ユリノキソメイヨシノの木陰です。

 背の高さは、5センチメートルほど。

(ミリとセンチを間違えました。修正しましたが、は、恥ずかしいっ!)

 

f:id:koro111koyampi:20180917221825j:image
f:id:koro111koyampi:20180917221839j:image

「こやんぴ、この頃、キノコ、キノコと騒いでいるから、『キノコ!』と答えたいけれど、傘が無いしなぁ。」

「傘があったのを、誰かがハサミか何かで切り落としたキノコじゃないの?」

 

 正解に肉薄しています。さすがですね。

 

 そう、キノコなのです。ただ、誰かが傘を切り落としたのではありません。最初から傘のないキノコ。

 もやしそっくりなので、モヤシタケとか、蝋燭みたいに白いのでロウソクタケとか名乗っていそうですが、違います。

 

 シロソウメンタケというキノコ。

 和名の名付け親は、

「素麺みたい。」

と思われたようです。

 

 素麺って、大概は白いので、わざわざ「白素麺」とする必要はなかったのでは、とも思いますが、名付け親さん、厳密な方だったのかも。だって、素麺の束の中に、時々、青や桃色の素麺が混じっていますものね。

(この段落は、いつもの「こやんぴ流」です。本気にされて、「シロソウメンタケにわざわざ『白』がついているのはね~」などと他の方に自慢したりしないでください。)