もやし? ロウソク?
これ(下の写真)は何でしょう?
植物が芽を吹いたのか?
誰かがもやし栽培を始めたのか?
もう少し近寄ってみましょう。
植物の芽吹きだとしたら、頭に葉っぱの赤ちゃんが乗っているはずですが、有りませんね。もやしも、天辺に豆が有るはず。そもそも、もやしに関しては、日光の当たる場所でひょろひょろ伸びるわけがありません。
もっと近づいてみましょうか?
背の高さは、5センチメートルほど。
(ミリとセンチを間違えました。修正しましたが、は、恥ずかしいっ!)
「こやんぴ、この頃、キノコ、キノコと騒いでいるから、『キノコ!』と答えたいけれど、傘が無いしなぁ。」
「傘があったのを、誰かがハサミか何かで切り落としたキノコじゃないの?」
正解に肉薄しています。さすがですね。
そう、キノコなのです。ただ、誰かが傘を切り落としたのではありません。最初から傘のないキノコ。
もやしそっくりなので、モヤシタケとか、蝋燭みたいに白いのでロウソクタケとか名乗っていそうですが、違います。
シロソウメンタケというキノコ。
和名の名付け親は、
「素麺みたい。」
と思われたようです。
素麺って、大概は白いので、わざわざ「白素麺」とする必要はなかったのでは、とも思いますが、名付け親さん、厳密な方だったのかも。だって、素麺の束の中に、時々、青や桃色の素麺が混じっていますものね。
(この段落は、いつもの「こやんぴ流」です。本気にされて、「シロソウメンタケにわざわざ『白』がついているのはね~」などと他の方に自慢したりしないでください。)