「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

猛烈な南東風

 歯医者さんに行きました、自転車で。

 だって、天気予報では荒れた天気になると言っていたのに、晴れているではないですか。

 

 歯医者さんでの実質治療時間は30分未満。

 でも、先生が他の患者さんに丁寧なご説明をされていたために、診察台でぼけ~と30分近く待たされたので、1時間以上の滞在となりました。

 診療代も、いつもの倍。時間制なのでしょうか?

(コインパーキングではあるまいし、そんなわけはありません。)

 

 帰り道は、自宅近くの橋ではなく、一つ上流の橋を選ぶことにしました。こちらの方が新しく、桁がぐんと高いので、見晴らしが良いからです。河川敷の木々の緑がさぞかしきれいなことでしょう。

 

 ところが、その橋の西詰めまで来たとき、南東の風が急に吹き出しました。天気予報は間違っていなかったようですが、間違っていてほしかったところです。

 砂塵がもうもう。新緑の木々も枝を前後左右に振って身もだえしています。

 クヌギやオニグルミは、風に花粉を運んでもらおうと思っているのに、肝心の雄花まで吹き飛ばされる始末です。

 

 こうなると、高いゆえに風がさらに強く、遮るものとてない吹きさらしの橋の上を、おっちょこちょいのこやんぴが自転車で渡るのは剣呑というもの。

 急遽、方針を変更し、サイクリング道路を利用し、いつもの橋まで走ることにしました。

 

 相変わらず風は強く、ちょうど反対方向から走ってきたサイクリストは、本当に「ひいひい」と言ってすれ違っていきました。強風のため、なかなか前に進むことができないのです。かわいそうにねぇ。

 

 

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※ 砂塵もうもうで、視界極めて不良。

  向こうからサイクリストが逆風をついて

 走ってきます。見えますか?

 

 

 私の向かっているのは、風が背中を押してくれる北の方角。

 らくちん、らくちん。ゆっくり漕いでいるだけで、ぐんぐん進みます。

 サイクリング、サイクリング、やっほ~やっほ~。

 

「そんなこと、喜ぶこやんぴ、あっほ~あっほ~。」

 ほっといてんか!

 

 ルンルン気分でいられたのは、いつもの橋のたもとまで。

 

 風はますます猛威をふるい、帽子なんか簡単に吹き飛ばしてしまいそうです。

 自転車を停め、帽子を脱いで手に持つ間も、容赦なく風が吹き、冗談抜きで、自転車ごと持っていかれそうになりました。

 

 サイクリング道路上では順風満帆だったのに、橋を渡る段になると真逆の事態。

 A首相と同様の逆風の中を走ることとなりました。砂煙が野党の質問のように手厳しい。それにもかかわらず、私と私の自転車を、嘘までついて守ってくれる政府委員は一人もおりません。おりませんし、そんな手助け、私には必要ございません。

 

 自転車に乗るのをあきらめ、押して歩いている方も多く見かけましたが、私は、なんとか自転車に乗ったまま渡り終えることができました。橋上運転だけでも、かなりの運動量になったのではないでしょうか。

 

 明日の朝の川越水上公園は、八重桜の花びらが道路を桃色に染め上げているかもしれません。途中の八重桜も、こんな状況でしたから。

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※ たわわに咲いた花たちが、風に翻弄され、

 のたうちまわっています。