アベノマスク様、ご到着の日に
今日は、朝からどっと疲れている。何故だかは不明。
思い足を引きずりながら、目黒の診療所まで治療を受けに行きました。
治療の効果がすぐ出るわけはないけれど、帰宅時の方が足が軽かったような気がします。
人出はまだまだ少ないとは言うものの、お茶の水、岩本町、目黒の3つの病院、歯科医院、診療所に通うたびに、少しずつ人は増えているように思われます。
最近、またまた陽性患者が増加傾向にある中での緊急事態宣言解除ですが、経済を回していくことと、ほとんどの人が免疫を持たないウィルスとの戦いを続けていくことの難しさがにじみ出ていますね。
「何をいまさら」の観がありますが、我が家にも、ついに、「アベノマスク」が届きました。不良品が混じっていたために検品作業が必要となり配布が遅れたようですが、私は当初、検品に係る経費は受託業者が負担しているものと思っていました。受託した業者側の提供したものに「瑕疵」があったのですから、検品に係る経費は業者が負担するのが当然ですよね。
ところが、検品に係る経費は、緊急対策予算の予備費から捻出されたらしいですね。8億円!
緊急対策予算は、本当に必要なところから優先的に使っていくべきです。それに、緊急対策予算の財源は赤字国債であり、結局は、今後、国民が返済していかなければならない「借金」です。政権中枢も、各省庁も、その点を十分に踏まえてまじめに対応してもらいたいところですが、どうも、最近の報道を見る限り、おいしい餌に群がるハイエナがうようよしているような気がしてなりません。
話をがらっと変えてしまいます。
当地の田植えは5月中にほぼ完了し、苗も順調に生育しています。まだ空を映している田圃も、もう少し経てば緑色一色に変身してしまいます。
以前にも記したところですが、「夕化粧」という艶やかな名前を頂戴した「ユウゲショウ(アカバナ科マツヨイグサ属)」は、ご覧のとおり、夕方には花を閉じてしまいます。名は体を表しておりません。
花は、高い山で見かけたことのあるアカバナ(アカバナ科アカバナ属)によく似ていますので、昔は近い仲間かと思っていました。でも、実の形がまるで異なりますので首をひねっていたら、マツヨイグサの方が近縁と知ったときは、ちょっと驚き、ちょっと納得したものです。
名前のとおり、ちょっと儚げに見える植物ですが、農家の撒く農薬にも耐える「粘り強さ」を持っています。
我が家の庭の紫陽花の仲間たち、6月の声を聴き、どんどん色づいてきました。
何回も書いていることですが、今日のようなかんかん照りの日は、日本の血を引くアジサイは元気がなく、アメリカ生まれのアナベルが元気。
ところが、多分明日は雨。すると、我が国系のアジサイは俄然元気を取り戻し、アナベルは重い水滴に耐えきれずに首を垂れてしまいます。
その対比が、実に面白い。