ニオイコベニタケでした。で、どんな匂い?
昨日ご紹介した乙女チックなこのキノコ・・・
70歳間近のジッジでも、
「うわぁ、可愛い!」
と、思わず叫びたくなるその愛らしさ。
名前が分かりました。
「ピンクのキノコ」でネット検索したところ、このキノコの写真が出てきたからです。
ベニタケ科のニオイコベニタケ。
漢字と平仮名で表記すれば、「匂い小紅茸」。
「えっ、匂うの、このキノコ?」
しまった! 写真を撮ることに夢中で、ニオイコベニタケの、恐らくはその美貌に相応しい上品な香りを楽しむことはできませんでした。
「あのさあ、こやんぴ、『匂い』って芳香とは限らないんじゃあないの?」
ドキッ。どうやら私、姿形で人や物事を判断するオッチョコチョイな人間、軽薄タイプのジッジだったんですね(何を今更!)。詐欺に引っ掛かりやすいので要注意です。
匂いに関する記述を読んで、びっくり仰天。
どんな匂いがすると思いますか?
・・・・・・ カブトムシの臭いですと。
いつのまにか、「匂い」が「臭い」に変わっております。多彩なるかな、日本語。
カブトムシ、特に雌のカブトムシのなんとも表現のしにくいあの臭い、思い出すなぁ、子供の頃の夏。手にまとわりついた臭いがなかなか落ちなかったっけ。
次回、ニオイコベニタケに出会ったら、さて、嗅ぐべきか、嗅がざるべきか・・・
それが・・・まぁ、複雑さを増す国際問題に比べたら、どうでもいい問題なのは確かですが、怖いもの見たさ満々のこやんぴのことですから、きっとくんくん嗅いで子供時代を懐かしく思い出すことでしょう。