ベンチの陰の王様
今日は、忙しかったぁ。
午前中、自治会館で、日赤募金、緑の募金の集金作業。
集計用紙を一新したので、誤りなく、スムーズに進行したとはいえ、時間はかかりました。
実は私、作業中も焦っておりました。午後4時からの句会に向けて、会報の印刷をしなければならないのです。しかも、まだ未完成。
そればかりか、句会に持参する3句の用意がまったくできていません。作ろう、作ろうとは思っていても、発想がとんと湧いてこない、困ったものです。
家に帰り、お昼を食べ終わって見れば、はや、1時半。3時少し過ぎには家を出なければならないので、残された時間は1時間半。焦ります。
30分で会報を仕上げ印刷にかけますが、プリンターは、私の焦りをあざ笑うかのようにゆっくり、ゆっくりと動いています。
ゆっくりとはいえ何とか動いてくれているプリンターに感謝しつつ、句作に専念します。いやぁ、今度くらい、句が仕上がらないことも珍しい。
毎回思うのは、「事前にしっかり準備しなければ」なのですが、事前に準備をすると成績が振るわず、当日になってうんうん唸ると好成績の私。まあ、「好成績」なのは偶然に過ぎないのですが。
3時少し前にすべて完了。4時からの句会には何とか間に合いました。
句会の結果は散々・・・と思いきや、意外に良い結果でした。
とはいえ、こんなドタバタ劇は、今回で最後にしようと思っています。
(前も、同じことを書いたような気が・・・)
朝、句会のことを考え、焦りながらの散歩で出会った猫君。
飼い猫なのか、野良猫なのか、分かりませんが、栄養状態はかなり良さそう。
ベンチにどっしりと座り、
「こやんぴ、なんか焦っているみたいだね。どっしりと構えなきゃあ、何ごともうまくいかないよ。」
と言って、眼を細めていました。
私だって、どっしりと構えたい。それができないんだよ、ベンチの陰の王様ぁ。