アプト式鉄道遺構
今日は、学校時代のゼミ仲間との小旅行。
出足は、地元群馬に居住するYが、
「磯辺温泉のかんぽの宿の手前に、手打ちそばを食べさせる店がある。とてつもなくうまい、とまでは言わないけれど、量が多い。」
と自信満々に言うので、「量だけ多くてそれほどうまくないのかぁ。」・・・気が進まないままに、磯辺温泉へ。
かんぽの宿方面に向かうと、ありました、ありました。蕎麦屋が。
ただし、その廃墟。かなり前に廃業したらしく、店のあちこちが朽ち果てていました。
結局、かんぽの宿で、ごくごく平凡なうどんをすすり、一路軽井沢へ。
新緑に煉瓦造りの巨大な橋脚が映え、息を飲む光景。
来てよかったぁ。
幻のうどん屋事件の犯人Yの失策も、これで帳消し。
熊の平駅も見学。
ここは、アプト式遺構と新幹線開業と共に廃止された旧信越本線が合流する地点。
横川・軽井沢間の峻険を何とか越えようとした先人の努力の結晶が、今では過去のものになってしまったのですね。
ウノハナも、クワガタソウも、新緑を堪能しているようでした。