快晴の昼散歩(昨14日) 鵜の目が高め、過剰包装(?)のサイカチ・・・
今日の川越は雲が多く寒い一日でしたが、昨日は雲一つなく昼間はぽかぽか。
そんななか、入間川右岸を歩いてきました。
あ、懐かしい!
最近、見かけなくなってしまったので心配していた高所好きのカワウ君。
久しぶりに出会うことができました。無事だったんだぁ。よかった、よかった。
水位監視システムの天辺でお山の大将を気取るカワウの「初代 鵜乃目高蔵」君です。
胸を張って、偉そうでしょ?
(「初代 鵜乃目高蔵」は、当初、「初代 高井大輔」と称しておりましたが、諸般の事情により、改名いたしましたことを謹んでご報告申し上げます。)
一段低いところに、鵜乃目高蔵の二代目を襲名したい「新之助」君の姿も見えます。
新乃助君は、高蔵君の地位を虎視眈々と狙っているように見受けられます。
何となく羨ましそうな態度に見えませんか?
高蔵君、そんな新乃助君の視線など、完全に無視。悠揚迫らぬその態度、いつもきょろきょろしているこやんぴも少しは見習った方が良さそうです。
川面が光ってよく見えませんが、大きなコイがたくさん泳いでいます。
コイさ~ん、カワウが高い所から、見て見ぬふりをしながら狙っているかもしれませんよ。気をつけて。
クコは、昭和40年代に起こった大ブームの頃、小ヶ谷の河川敷から消え失せました。でも、今では完全復活。根こそぎ持ち去る人もいなくなりました。
ナス科なので当然と言えば当然ですが、実の形がナスによく似ています。特に、ヘタの形。
サイカチの実がどうなったかを確認に行ったところ、オオカマキリの卵鞘が。
カマキリの仲間の卵鞘の中でも、オオカマキリのそれは、稲荷ずしのようで特に立派。
サイカチの実は、ほとんど北風に吹き飛ばされて地上に落ちていましたが、まだ、踏ん張っているものもちらほらと。
地上に落ちた実。
この図体ですから、莢の中にはさぞや大きな種が入っているのでは、そう思いますが、その期待は、莢を剥いた途端に裏切られます。
上の写真の莢の左上に、種を置いてあるのですが、お気づきですか?
あまりに小さくて、分からなかったのではないでしょうか?
「うっかり者のこやんぴじゃああるまいし、分かっていたさ。でもね、比較するものがないから、どれだけ小さいのかが分からないんだよ、こやんぴ。」
あっ、これは失礼しました。
この時、500円玉を持っていたので、比較のために傍に置いて撮影すればよかったですね。うっかりしてしまいました。
それでは、家に持ち帰った実の写真も載せておきましょう。500円玉ではなく100円玉に変わっていますが、他意はありません。
莢に比較して種がずいぶん小さいことが、よく分かると思います。これが商品だったら「過剰包装だ。上げ底だ。」と叱られてしまうところです。
ところで、百円玉が薄汚れていましたね。
もっと見栄えの良い硬貨を使えばよかったような・・・
(硬貨いい先に立たず)