木枯らし1号が吹かず、花たちは騙されて・・・
何月であろうと、その年の冬に初めて吹く強い北風を「木枯らし1号」と呼ぶものとばかり思っていました。
ところが、11月末日までに吹かないと、その年は、
「今年は、木枯らし1号が吹きませんでした。」
ということになるんですってね。知りませんでした。
気象庁は、「10月半ばから11月末にかけて吹く北風で、最大風速はおおむね8メートル以上」のものを「木枯らし1号」と呼ぶことに決めているらしい。
木枯らし1号が吹かなかったのは、平成始まって以来ということですから、今年は、平成で唯一木枯らし1号が吹かなかった年ということになりますね。
関東は、本当に暖かいまま。
庭のタイワンホトトギスも、いつもの年なら、葉を落としているのに、まだ青々としているくらいですから、農家で栽培している野菜も、のびのび育っているようで、価格もぐんぐん下がっています。めでたいことのようですが、作付けのバランスが崩れて、年末に品不足になる可能性もあるらしい・・・。もしそうなったら、新年を迎える前に財布がどんどん軽くなってしまいます。もともと軽いのに。
ご近所さんから、庭に咲いた菊の花などを切り花としていただきましたが、その添え物として頂戴したユキヤナギが花芽を膨らませ、咲いているではありませんか。
あまりの暖かさに、つい、咲いてしまったのでしょうね。
まだ、膨らみつつある花芽がいくつか・・・。
この後、急激に寒くなると、体にこたえそうですね。
ユキヤナギも、きっと、びっくりすることでしょう。