台風接近、嵐の前の静けさ?
今朝は、絶対無理だとは思ったものの、午前4時に一度目が覚めてしまいました。皆既月食がよほど見たかったのでしょうね。
雨戸を開けて空を見上げてみたけれど、厚い雲に覆われていて、月も星も見えません。壮大な天体ショーは分厚い雲の上で展開され、幕を閉じました。がっかり。
台風の先駆けの雨が大量に降るとの予報でしたが、川越ではそれほどでもありません。ときどき陽が射したり、さーっと雨が降り出したり。
午前中は、何とか外出ができる状態でしたので、妻はヘアーサロンへ、私は床屋さんへ出かけることができました。
今は午後4時近く。風が強くなってきました。台風の強風圏内に入っているので当然といえば当然ですが、太平洋沿岸地域に比べるとそう厳しい状況ではありません。油断はできませんけれど・・・
こんなときは、普段気がつかないところに眼がいくものです。
我が家の前の道路側溝部分の隙間に、よく草が生えます。他の家の前よりも、我が家の前で目立つのは、私がずぼらな故なのですが、今日、チラッと見て、
「そろそろ、引き抜かないとみっともないかも。」
そう思った次第です。
善は急げ、と申しますが、躊躇してしまうんですよね。
オニノゲシが数株。
ハルノノゲシに似た花をつけますが、こちらは、葉が分厚く、棘で武装をしているので、引き抜くときに一苦労です。
でも、今回躊躇しているのは、棘が怖いからではありません。
もうすぐ花を咲かせそうだから。
蕾が膨らみ始めています。せめて、綿毛を飛ばすまで引き抜かずにおこうかな・・・
そんなことを考えるから、道路側溝部分がみっともないことになるのですが、どうも手が出ません。
《 細かなゴミが詰まっただけのような場所に、よく根を張ったものです。 》
ハハコグサは、花をつけていました。こちらも、
「これは抜けないな。可憐すぎるもの。」
《 花と花の間に水滴をたたえて、なんといういじらしさ。 》
ヤマトシジミ(多分、夏型の雄)。
飛び回ってばかりで、なかなか撮影ができずにいました。
今日は、願いが通じて、ユウゲショウの白花に着地(着花?)した上、羽まで開いてくれる大サービス。台風の強い風に吹き飛ばされることなく、元気に生きてほしいものです。