蓼科の花たち
「塩沢紬はどうしたの?」とのお声が聞こえてきそうですが、蓼科で出会った花たちから先にご紹介させていただきます。
13日は雨でしたが、14日は事前の雨の予報が12日になって良い方に変わりました。その予報どおり、真っ青な空に白い雲がぷかりぷかり。
まずは、明治温泉の脇にある鴛鴦隠しの滝へ。
前日の雨で水量が増し、迫力満点でした。
明治温泉と駐車場の間の道際で、可憐な花たちが私たちを出迎えてくれました。
ミヤマエンレイソウ、別名シロバナエンレイソウです。完全に開花すると上を向きますが、まだ蕾だったり、ほころんだばかりだったりの段階でした。スカートを広げて踊るアルプス山麓の娘さんのよう。
ヒメイチゲでしょうか。小さく控えめなイチゲです。
オオカメノキは、秋の実も楽しめる木。
女神の頭を飾る花の冠のようです。
ハウチワカエデの花は小さいけれど、新緑の中の赤なので目立ちます。
ミツバツツジは、標高が高いこともあって、まだ開花の準備中。咲いたら、さぞや見事なことでしょう。
蓼科湖の周辺散策も行いました。
クリンソウは、一番上まで咲き上がり、下の方が咲き乱れているので、ごちゃごちゃした印象。
ニホンサクラソウは、清楚。ここでは1株にしか出会いませんでしたが、帰宅途中の道路脇に大群落がありました。
ズミ(小梨)の花は、日光のユースホステルでのヘルパー時代から、大好きな花。蕾の紅色、開花はじめの薄桃色、満開時の白、みんな好き。