お腹の調子が戻ったので映画鑑賞

　絶好調、とまではいきませんが、お腹の調子が戻ってきたので、前から見たかった「七つの会議」を見るために、川越市泉町の「ウニクス南古谷」に出かけました。

　ウニクスの住所が「泉町」であることは、今日ネットで調べて初めて知りました。町名の由来は、すぐに分かりました。「泉」は、この場所にかつてあった自動車部品メーカーの名前なのです。そう言えば、工場があったときから「泉町」だったかもしれません。

　日曜日だったので、ショッピングモールも、飲食店も、そして駐車場も、どこもいっぱい。

　まずは、シアターで14時50分からのチケットを確保し、途中で寄ろうとした店が超満員だったので食べることのできなかったお昼を食べることに。

　時間はたっぷりあります。

　ところが、駐車場が満杯なのですから当然と言えば当然、どこの飲食も満員。

　さ迷い歩いたあげく、サイゼリアで順番待ち。

　あさりと春野菜のスパゲティがあったので、それを注文。

　食べ終わって見れば、14時45分。

　入場した時には、すでに予告編が始まっていました。

「七つの会議」は、随分前に小説で読んだことがあります。読み始めの頃は、独立した７つの会議の話をまとめた短編集なのかと思っていたのですが、読み進むうちに、それぞれの会議が絡み合っていることが分かり・・・ということだけ記憶に残っていて、内容はすっかり忘れていました。

　小説のストーリーを忘却していたことが幸いし、ゼロから映画を楽しむことができました。人間としての正しい行いよりも、企業の論理を優先してしまう・・・この小説が書かれたのは201１年から2012年のことなのに、その後も、様々な団体の不祥事が次から次へと起こっています。厚生労働省の統計問題も、国民の利益よりも、役所の論理が優先されているのかも。

　シアターを出ると、陽はすでに西に傾いていました。

　夕陽もきれいでしたが、家に帰り着く直前の残照も心にしみました。

　夕陽を外で見るのは、さて、何日ぶりだったのでしょうか。

　蛇足ですが、「七つの会議」はがらがらでした。その一方、埼玉をおちょくった「翔んで埼玉」は押すな押すなの大盛況。埼玉県民の心が広いというか、なんというか。