京都・奈良の~んびり旅行 3日目(奈良の地酒と美味しい料理編)
お昼を食べた後、夕食を食べる店候補を探していたところ、餅飯殿センター街の一角に置かれた「晴朗邸勝手口」の看板が目に入りました。
夫婦二人だけでやっている飲み屋さんというフレーズにキャッチされ、下見していくことに。
お店はビルの2階。エスカレーターがありますが、壊れていて使用不能。
さびれた感がたまりません。
上がってお店を確認。午後2時過ぎなので、店は閉まっています。
通路を挟んで反対側は、チョコレート屋さん。ふ~ん、変わった取り合わせ。
チョコレート屋さんに入ってみると、
「奥で作業をしているので、用があれば声掛けを」
との張り紙。チョコレートを買う予定はないので、妻と、
「面白い取り合わせだね」
と頷き合って、「晴朗邸勝手口」の情報収集にかかりました。
中の様子を伺うことは困難ですが、表の品書きにより、
・ 奈良の地酒だけしか置いていない(やっほ~)
・ 肴も美味しそう
ということで、午後5時開店ということを確かめ、一度、ホテルに戻る二人。
午後5時頃にホテルを出て、いざ、「晴朗邸勝手口」へ。
まだお客さんはいないと思い、お店の中を覗いてみると、なんと、我々より少し年配の男女4人組がすでに出来上がりつつあるではありませんか。
女将さんに笑顔で迎えられ、席に着きました。
コースターには、
「快食 快眠 快便 憂ひ事無用」
とあります。そうありたいものですね。
「あ、こやんぴったら、もうお酒を注文しちゃって~!」
いえいえ、違いますよ。これは箸置き。
女将さんによると、常連のお客さんが全国を旅して、様々な箸置きを買ってきてくれるのだそうです。
箸入れのご主人、女将さんの似顔絵は、ご本人たちにそっくりでした。
ね、箸置きだったでしょ。
さっそく、奈良の地酒を。
ちなみに、コップに入っているのは、洋酒で言うところのチェーサーです。
肴は、すべてご主人がおつくりになります。
みんな、とても美味しいです。
日本酒、焼酎、いろいろあります。関東の人間なので、奈良のお酒はほとんど知りません。
暖簾も良いですね。
信長の「天下布武」ではなく、「天下布笑」。
そのとおり、笑いが一番です。
呑ませていただいたお酒の瓶を撮影させていただきました。
(2升呑んだわけではありません。)
ずいぶん、いろいろ食べました。ご主人の腕は、かなりのものです。
しめにじゃこ飯をいただきました。
じゃこは、自家製とのこと。今まで食べた中で一番おいしかったですよ。
ご夫婦お二人だけで営む心温まる居酒屋さんで、充実した夕食をいただきました。
奈良に行ったら、またお邪魔しようと思っています。