「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

梅雨明けの青空と白い雲

 関東は、観測史上初めて、6月中に梅雨が開けてしまいました。集中豪雨で苦しんでいる地域の皆さんには、申し訳ないところです。

 

 南からの強い風が、気温をぐんぐんと押し上げて、お寺と地域の仕事にあたふたするこやんぴの邪魔をします。暑い~。

 

 そんなに暑いにも関わらず、あまり「夏本番!」という気がしないのは、空に入道雲がないからかもしれません。

 

 秋の雲みたい。

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 こんなに早く梅雨が開けては、水不足が心配ですが、5月から6月始めにかけて、かなり雨が降ったので、入間川は今のところ水量豊富です。今年は、心配していた「瀬切れ」(水が地下にしか流れなくなって、川の流れが止まること。)は起きませんでした。

 

 川の水が青く写っていますが、人間の目には、ここまで青くは見えません。「半分青い」くらいにしか見えません。


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 東上線の上り列車が入間川橋梁を越えていきます。


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 今日は風が強すぎて、小さな植物を写すのには不適です。

 オギ(荻)が南風に翻弄され、激しく波打っています。
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 ヨシキリの巣は無事でしょうか?


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 タチヤナギも、


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 サイカチも、南風に煽り立てられ、葉裏の白が目立ちます。


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 強風の中、小植物に敢えて挑戦。

 ヤブジラミの引っ付き虫、実が増えてきました。

 ネバネバとトゲトゲで、人や動物にしがみついて、遠くまで連れていってもらう戦略。そのネバネバを求めて小さな甲虫(こうちゅう)がやって来ていました。ピントは合っておりません。

 風のせいではなく、腕のせい。


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 一日花の終わりかけを写すのは、少し気の毒かも。


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 エビや、


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 クラゲのように繊細な雲たち。


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 入道雲になり損ねた雲の隙間に太陽がピタリと収まりました。

 すごい! ゴーーーール、です、まるで。


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 手前の雲は南へ、奥の雲は北へ、ゆっくりと流れていきました。


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 のたうつように長い長い雲も。


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 入道雲のなり損ないが崩れだし、


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 タツノオトシゴが飛び出しました。

 

 日本列島が飛び出したようにも見えます。

 決勝トーナメント進出を記念して?

 

 日本中が浮かれているこの時を狙ったように、労働者を無制限に働かせることが可能となる法案が成立してしまいました。十分な議論もないまま、ギャンブル依存症患者を大量発生させかねない法案も。

 

 飛び出した日本列島が、あっという間に崩れてしまったのは、何か意味でもあるのでしょうか?

 
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 ほんのりと色づく繊細な雲たちを、何度も何度も見上げつつ帰宅しました。