松代(十日町市)農舞台
6月16日の土曜日は、六日町の宿を出た後、雨の中、たくさんのトンネルを潜って、広域合併により今は十日町市となっている松代に寄りました。
日本の原風景ともいえる美しい棚田の点在する地域として有名ですが、雨模様なので、今回はスルー。
ほくほく線の松代(まつだい)駅に程近い「農舞台」内の農民食堂でお昼をいただきました。
「農舞台」の建物自体もへんてこな・・・と言っては、チコちゃん、じゃない、関係者に叱られてしまいます。芸術性高い建物なのですが、少しメンテナンス不足の感があり、カメラに収める気にはなりませんでした。
いきなり、2階へと続く黒くて長い階段。
気の弱い人だと、「入ってくるなよな。」と言われているような気がして、すごすごと帰ってしまいそうです。
(分かりにくいところに、エレベーターがあります。)
農民食堂は、暗黒の階段をえんこらしゃと上がった2階にありました。
大きなガラス戸の明るいレストラン。
ブッフェスタイルとなっており、一人1700円。ちょっと高いかな。
山菜の端境期なのか、「売り」である山菜が多くなかったのは残念でしたが、地元の野菜がふんだんに使われた料理は、どれも皆おいしかったですね。
「写真の色が変!」
おおっt、鋭いですね。その理由は後程。
建物の屋上からは、草間さんの作品が眺められます。
躍動していますね。何だか分かりませんが(これこれ)。
すぐ脇に、棚田もあります。
原色の作り物は、はっきり言って、邪魔。
屋上から2階に降りる階段は、まっかっか。
目が眩みそうです。
これが農民食堂。思いきった色づかいにリニューアルしたところ、「インスタ映え~、きゃっきゃ。」と、なかなか好評とのこと。
食事を盛ったプレートの色がおかしかったのは、この部屋の塗装の影響です。
食堂横の休憩室。落ち着きますかねぇ。
「やだぁ、こやんぴったらぁ。トイレのドアなんか写しちゃって!」
トイレのドアが三つ並んでいる光景。色以外は珍しくも何ともない。
ところが、このトイレ、入るには入れるけれど、用足しをした後、
「あれれ」と迷ってしまうこと必定の「いたずらトイレ」なのです。
私も、すっかり騙されてしまいました。出口がないのです。何処にも。小パニックです。
「開き」表示のトイレの扉を開けたら、当然トイレ。残りの二つは「使用中」。出られないじゃん、入って来られたのに・・・why?
ままよ、「使用中」表示のトイレを思いきって開けました。
「きゃあああ」
とはならず、そこが出入り口でした。
私のあたふたぶりは、考案した人はにとって、まさに、「してやったり」だったことでしょうね。