白鷺が飛んでいるところを・・・
午後4時頃、西の空の雲の配置が「夕焼け」を予感させ、私を呼んでいます。
久しぶりに、遠くまで歩いてみることにしました。さて、雲と太陽がどんなふるまいを見せてくれることでしょうか?
途中、富士山の上方の雲が彩雲になったのですが、シャッターを押しませんでした。カメラ散歩の感覚が狂ってしまったのかもしれません。
夕焼け前に夕焼けモードで撮影したために、暗雲立ち込める前途を予言するかのような不気味な写真が撮れてしまいました。
我が家からはかなり上流まで歩きました。対岸に渡り、水管橋の近くまでやってくると・・・
水管橋の上に、ポツンと鳥の姿が。目を凝らしてみてください。
見えましたか?
コンデジを光学20倍にして、
さらにデジタル40倍へ。
ピントが合いません。これで精いっぱい。
よく分からないけれど、ダイサギかな?
真田丸の物見やぐらから徳川の本陣を睥睨するかのように、身じろぎもしません。
実に堂々としたものです。落ち着きのないこやんぴとは天と地の差です。
その後、富士山や散歩をする人の写真を数枚撮るうちに幾ばくかの時間が過ぎていきました。
突然、別の鷺が飛んできました。
何かを催促するように、水管橋の周囲を二度三度飛び回っています。
どうやら番のようです。
「あんた、いつまでぼおっとしてんのさ。もう巣に帰る時間よ。」
「これから、もっと夕焼けが綺麗になるんだけどなぁ。」
「夕焼けなら、巣に帰る途中、飛んでたって見えるわよ。さあ、腰をあげて! 出発、出発。」
二羽が空を飛んでいるのですが、一羽は橋梁が邪魔をしてよく見えません。
無理を承知で拡大してみました。二羽とも見えましたか?
よく見える方だけ、さらに拡大。
ここまでトリミングすると「ノイズありあり」ですが、惚れ惚れするような美しい飛び姿だということはお分かりいただけると思います。
人も、自転車や自動車で家路を急いでいます。